「俺は………ケネスが……どうなるかとッ………。心配してたんだぞっ……無事でよかったよ……」 (魔石なんて、こんなことになるなら砕いてしまいたいと思ったが、それなら俺が他の方法でケネスを傷つけるかもと、渋々としながら。ケネスが氷に閉じ込めた相手を衛兵たちに連れていかせる。それを冷酷な目で見つめたが、ケネスをぎゅっと抱き締めてポツポツと泣いて。)