名無しさん 2022-08-02 12:26:43 |
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(沢山の黄薔薇を純白のレース紙に包んで手に抱え持っている。なんだか嬉しそうで、まるで小学生が友達に自慢する時の顔にそっくりだ。この黄薔薇は昔からある品種なんだか、隣国に行った際まるで王妃にそっくりだ。と思い種を持ち帰って、今咲いたのだ。摘みたての薔薇は良い香りで王妃のように華やかさを併せてもっていた。それを早く王妃に見せたいからアルフレットは走った。途中、何度も転びそうになったが館をくまなく探す。)
『ねぇ、ケネス。どこなんだい?』
(アルフレットは館をくまなく探す。途中途中使用人に聞いてみたが使用人は口を揃えていった。『知らない』と。重要な時使えない!とむーとする。またアルフレットはくまなく探した。季節は夏、この国が結構涼しい気候ではあるが、流石に走り回ったら汗がベタベタと服に貼り付いてきて気持ち悪い。あと、すっこく疲れたのか中庭に
ある木のチェアに腰掛ける。はぁとため息をつく。なんだか寂しそうに見えた。心なしか薔薇も萎れてきたようにも見えた。)
『ねぇ、本当にどこなんだい。嫌いで避けているのかい?』
(アルフレットはしゅんとし、目を閉じる)
(/初回なので結構長くなってしまいました……。普段はこの半分ぐらいです。よろしくお願いいたします!)
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