名無しさん 2022-08-02 12:26:43 |
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>ケネス
「解ってるさ、もう子供じゃないことぐらい。………あっそうか、今日はパーティがあったのか!俺が帰ってきたら必ずあるパーティな、っ………て、この格好じゃ流石に行けないなぁ……。あぁ、ケネス準備をしてくる。」
(まぁ、また元老院たちに押し付けられた仕事とだろうけど。ちょっと寂しさがあったが、子供じゃないことぐらいもうとうにわかっていた為、ふるふると気を整える。長らく走っていた為、フレンチコートはしわくちゃでリボンはよれよれ、しまいに靴は泥だらけでこのままパーティに行ったらバカにされることは間違いない。そうなればケネスにも悪い噂が飛ぶ。それだけは避けたい。髪もセットして………、服もちゃんとした式典服を着ていこうと考える。ケネスとゆらゆらと音楽に身を任すのはとっても気分が良いだろう。………でも、国の大臣とも踊るのには気が引ける。なんか、視線が妙に熱いのだ。いや、物理的ではなく精神的に。それ以外なら良いんだけどとため息をつく。)
「やっぱり、なんか101本じゃ不味かったかい………?意味は知らないよ。大切にしてくれるなんて嬉しい。そういえば…………ハッ……。」
(顔を赤らめるケネスがなんだか不思議に思え、やっぱり何か不味かったのかと悩む。薔薇、数……そういえば昔お祖父様が『なぁアルフレット。好きな人には薔薇をあげると良い。「なんでぇ?」……薔薇は恋に纏わる花言葉が多いからなんじゃ。わしが一番好きなのは101本の薔薇の花言葉での、意味は……』これ以上ないほど愛している。意味を思い出した瞬間はきっとボッと効果音と共に林檎の用に顔は赤くなっていたであろう。ケネスが支度をするように、と言うので顔を隠しながら進んで)
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