……たれそかれ、と言うのです。夕暮れの薄闇の中では誰が誰だか分からない。そこで尋ねた「あれは彼だろうか」という意味の誰そ彼、と言う言葉が派生して黄昏、となった…と。 (長々と呟くように零すと最後に「……全て、母の受け売りですが。」と付け加えて茶を飲み干し)