通りすがりさん 2022-07-18 12:10:27 |
通報 |
それは……ふふ、貴公は律儀というか、貴公の方が余程真面目のように私は思う。むしろ、正直であると言うべきか。
(些か難しげな顔から緩い瞬きと僅かな間を置いた後に鼻から下、口許や顎に掌を添えて小さな笑みに似た吐息を零して。見た目だけは好々爺の風体でひらひらと手を振って見送る末大から背を向け、書庫兼記録室を出ると再び施設内の案内に戻ってあらかたの説明を終えると振り返り)
あちらは予科士官のための施設となる。今は調練の時間の筈だが……さて、これで一通り話したと思ったが、今までのところで何か説明の分かりにくい所はあっただろうか。
トピック検索 |