通りすがりさん 2022-07-18 12:10:27 |
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ミヅカネ女史とすず殿は薬学にも精通している。怪我や病の際ばかりではなく、助力を求めることも多かろう。
(医務室の二人の紹介に補足を入れ、こちらへの反応は慣れたもので表情を変えず。相手からの視線に僅かに目を伏せてから答えると鍵の掛かっていない戸棚の方へ身体を、つまりミヅカネ等には背を向ける形となり)
ミヅカネ女史の好きなように。私は少々、ここの道具を借りさせて貰う。
ミヅカネ(+すず):
ふむ、まぁ人なぞ皮を剥げば中身は皆同じよな。そら、すず、用意せい。
(自己紹介には大して興味もなく流しながらも、二人からの答えに何やら楽しげな様子で声を弾ませると手を叩いて助手に茶の用意をさせ。助手が無言で頷いて別の戸棚から湯呑みや茶葉を用意する間、奥の厳重そうな管理をした棚を示しつつここの説明をすると程なくして二人分の茶が用意され、その内の一つだけにさらさらと目の前で白い粉を入れて)
その奥の鍵が掛かった戸棚以外は、儂やすずが居らん時でも好きに使うとえぇ。……ほぅら、可憐な乙女が手づから淹れてやった茶じゃ。こっちは毒を入れたがのう……なに、もう片方はただの茶じゃ、すずが何か仕込んだようには見えなんだろ?
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