通りすがりさん 2022-07-18 12:10:27 |
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大きく変えて作る必要性がないからな。零帝から、陸や海軍への異動や出向の際に不便であろう。
(表向きにも軍の扱いということもあり、ただ合理性を重視した理由を隠す気もなく説明しつつ他の軍部と同じような施設に関しては説明も省いて、それから足を向けたのは医務室で。衛生的な白を基調とした内装と棚に並んだ薬品、アルコールの消毒液の匂いが漂うその一室に入ると、白い髪の少女とその隣に佇む白い看護服姿の白髪の少女よりは少し年上に見える女がこちらへ向き)
ここは医務室――見ての通りであるが。その主、ミヅカネ女史とその助手のすず殿だ。
ミヅカネ(+すず):
なんじゃ、橙の若造か。それから……ふん、新入りの紹介に来ただけとは、相変わらず真面目くさった男じゃわい。献体の一つも寄越さんとは……儂はミヅカネ、ここの軍医をしておる。それからこの横のは助手のすずじゃ。
(医務室には二人の人物、まず椅子に腰掛けた少女が姿を認めると怪我も病気もなさそうな様子に心底つまらなさそうに椅子に座したままふんぞり返って。傍らの看護服姿の女は無表情で頭を下げたのみで、それには構わずにしげしげと新人らしい者を見上げると悪戯めいた歪んだ笑みを浮かべて見た目は少女らしく小首を傾げ)
どれ、せっかく来たのならば茶の一つでも淹れてやろうかのう?
(/レスは二人+一人分まとめて返す形でも、そちらが返しやすく書きやすい形で大丈夫ですので!下に簡易設定置いておきます)
(ミヅカネ)
大日本帝国軍第零師団の軍医。白衣も軍服も着ておらず、一般人が着る和服を袖括りにして着ている。
白く長い髪の毛を左右で高く結び、丸い輪郭と大きな目は見た目は13歳かそれ以下の少女にしか見えない。……が、そんな可愛らしい年頃ではない。実はよく見ると目尻や口許にはちゃんとシワがある。口調もまるで老人のよう。
年寄り扱いは慣れているが、実年齢を詮索するのは零帝の数少ないタブーの一つ。
医者としてだけではなく、薬師としての腕にも優れる。しかし、人間性は限りなく問題ある人物で「人が苦しみ悶える姿を見るのが何よりも楽しい」。
(すず)
ミヅカネの助手であり、衛生看護兵。普段はミヅカネの世話や補助だが、ミヅカネが居ない時はすずが治療を行う。病院の看護師と同じ白衣姿。
衛生帽の中は三つ編みを複雑にまとめた黒髪。無表情かつ無口。ミヅカネが居る時は大体話さない。異能は持たない。
当人自体も医療知識や治療の腕は優れるが、「人が必死に生きようとしている姿を見るのが至福」とこちらこちらで人間性はだいぶ問題がある。
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