(中もさして陸や海軍と変わりない宿舎内、部屋に案内して家具の配置や荷の状態に特に問題がないらしいことを確認してから踵を返しかけたところでの提案に足を止め。一度、外のもう暫くしたら暗くなってしまうであろう空色を見てから相手の方をまた見ると目許を和らげるとともに頷きを返し) それでは、陽が暮れきるまでの一時となるが。有難く相伴に預かるとしよう。