◆ 神秘対策機関 ／ 募集締め切り

【神宮寺 祈理】

そう……なん、ですかね……？
（感じた温度差に若干冷静さを取り戻しつつ、恐る恐るといった様子で問われれば、ややトーンダウンして思わず首を傾げて。日常生活ならその場で対応してもいいレベルではあると思うのだが、任務中、かつある意味ではまだ敵地に居ると言う状況。騒ぎ立てる程のことでもないと言われれば確かにその通りで、どうも一連のやらかしでまだ落ち着いていないなと自己分析しつつ、大きく頷いてみせてからストレートに心境を口にして）
いえ、そうですね──すみません、ちょっとテンパりました！


【加賀谷 美鈴】

いつだったか”纏めて一気に片付けて効率化しよう”って話に巻き込まれてな。神秘生物ホイホイとして連れて行かれた訳だが……当然、ターゲット以外も寄って来るからなぁ。ちょっとした地獄絵図の完成、と言う訳だ。
（隊長の反応を見てあれはいつの事だったかと記憶を辿り、この部隊へ配属される前だったかと思い至る。どこかのお偉いさんの思いつきに巻き込まれたとか、確かそんな感じだったはずの任務を回想し、やや遠い目をしながら当然の帰結を口にして。対象の任務関連の資料を流し見しつつ楽観的な言葉には同意を示し、興味は研究者目線のそれに移れば、資料を閉じてマグカップへと手を伸ばして）
違いない。彼女の得物向きでもあるだろうし──戻って来たら実戦での使用感も聞いておきたいところだ。