名無し 2022-07-17 02:29:32 |
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【神宮寺 祈理】
っ、違います! 今のは、わたしがっ――ごめんなさい。もっと気をつけなくちゃ、いけなかったのに……。
(落ち着かなければと思えば思うほどに焦ってしまい、そのせいで飛び掛かってくる影に対して咄嗟に反応できずにいれば、肩を押される形で彼の背へと庇われる。抜刀を躊躇ったように見えたことと、頬に走る傷跡。その上謝罪までされてしまえば、何だか泣きたいような気持ちになって、ぶんぶんと首を横に振り。悔いるような呟きと共に唇を噛み、それでもまずは呼び寄せてしまったものを何とかしようと、上空を旋回している影を睨むように見つめる。幸いにして数はそこまで多くないのでまとめて視界へと収めれば、天井に銃口を向けた状態で、一つ深呼吸を挟んでから言霊と共に引き金を引き。直後、放たれた光弾に触れた神秘生物は、先ほどと同様に音もなく溶けるように消えていって)
……すみません、すぐに片付けます。――――”当たって”!
【加賀谷 美鈴】
不幸体質によって不安定な能力が引っ張られる、と言うのはあるかもしれないな。……だがまぁ、大事には至らないだろうし、お互いに不慣れな最初のうちだけじゃないか?
(隊長が口にした懸念には同意を示しつつも、そこまで心配する必要もないだろう考える。先輩隊員の体質はそこまで致命的なものではないし、新人は存外に言動を徹底しているため、起きるのはちょっとしたトラブルくらいのものだろう。問いかけへの返答に了承を示すようにひらひらと手を振れば、会話を続けつつ慣れた手つきでコーヒーを淹れ、やがてマグカップを両手にソファの方へと歩いてくれば、ひとつを彼の前にことりと置き)
私はむしろ、言霊で不幸体質が緩和されるかどうかが気になるがね。ほら、日々不幸に見舞われている人を見たら”きっと良い事あるよ”と言いたくなるのが人情ってものだろう?――――はい、お待たせ。
( / お返事ありがとうございます!回復に向かっていらっしゃるとのことで、安心いたしました…!体調が優れないと気分も塞ぎがちになるかと思いますが、こうして紡ぐ物語が気分転換の一助となれば幸いです。
また、お気遣いも痛み入ります…!当方のミスリードによりお相手様の意にそぐわない流れとなりそうな場合も、遠慮なくご指摘いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。)
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