名無し 2022-07-17 02:29:32 |
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【神宮寺 祈理】
わぁ…! すごい、スパッて! きれいに半分に――――あっ。
(放物線を描く破片を目で追えば、甲高い音と共に飛び出してくる何か。それが容易く一刀のもとに切り捨てられれば、きらきらと目を輝かせて声を上げて。やや興奮していたためか、こちらを向いた彼の背後から迫る影に気付いたのはぶつかる直前で、静止の言葉も間に合わずに間の抜けた声を上げる。それから一部始終をばっちり目撃しつつも、空気を読んだのか何事も無かったかのように頷き、ぴっと敬礼をすれば手始めに近くの棚の影を覗き込んで)
――――なるほど。そうっと探して、見つけ次第始末ですね。了解です!
【加賀谷 美鈴】
――ふっ……あっはははは!! いやぁ、青少年は健全で何よりだ。――ひとまず彼女の能力に干渉しないよう、認識阻害をかけていないからな。人目につかず、かつ抜きやすい場所となると、自然と限られてくるのは仕方がないと言う訳さ。
(思わずその場面を想像して盛大に笑い出せば、目尻に浮かぶ涙を指先で拭い。笑いの残る声で本人が居ないのを良いことに揶揄うような言葉を口にしてから、真面目な理由を述べて軽く肩を竦めてみせて。冷蔵庫へと向かった彼を横目に戸棚の方へと向かえば、端から順に開けていき)
新人歓迎会か。初任務の成功を祝して、と言うのも悪くないな――さて、確かこの辺りに菓子類が…。
( / 素敵なご提案をありがとうございます…!歓迎会、任務後の楽しみにしておきます!それでは、こちらも一旦下がらせていただきますね!)
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