相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.5064 by 探偵  2024-04-03 12:38:33 


俺たちを徹底的に怒らせてぇみたいだな…あぁ、いくぞ
(通話が切られると怒りを逃がすためにゆっくりと呼吸をする。相手の言うように犯人はこちらを徹底的に調べ弱みを突いてきている、アキコを事務所で篭城させたのは正解だった。相手も同じく犯人に対する怒りを滲ませながら次の場所、風都タワーへと急いで向かった。風.都.の探偵としては切っても切れない場所、この街の象徴である風.都.タ.ワ.ーはこの街に住んでいれば誰しもに縁がある場所だろう。ここにいる多くの人とこの街の象徴を爆破させるわけにはいかない、走りながら周囲を見渡していればウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ン.がこちらを呼ぶ声が聞こえてパネルの裏へと駆け込んだ。「安心しろ、すぐ助けてやる」と声をかけながら爆弾の解除方法を探ろうとしたところで、ウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ン.の傍らに風.都.タ.ワ.ーが表紙になっているガイドブックが落ちているのを見つける。先程電話口で伝えられたキーワード、それに引っ掛かりを覚えつつ爆弾周りを調べているとパネルの裏に数字の羅列が刻まれていることに気がついた。恐らくこれが謎解きになっているのだろうが、さらにその下には『答えはお友達のところに』と書き添えられている。その意味を考えあぐねていると『翔ちゃん、』と再びウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ン.に声をかけられ顔を向ける。未だ怯えている様子で『ボキが捕まった時に、サ.ン.タ.ち.ゃ.んも一緒にいて…』と伝えられると目を見開く。ガイドブックを見ろという意味深な言葉、答えは友達の所にと書き添えられた暗号、そして連れ去られたもう一人の友人、答えはひとつだ。ガイドブックを引っ掴む、この角度と距離から風.都.タ.ワ.ー.が見られる場所は催し物が行われる公園だ。相手の方を見れば「こいつとここの暗号頼む。俺はサ.ン.タ.ち,ゃ.ん.のとこだ」と手短に伝えれば一人公園へと駆け出して)

  • No.5065 by 検索  2024-04-03 14:52:43 

っ、まさか二人同時に…? ああ、君もサ.ン.タ.ち.ゃ.んを見つけたら連絡してくれ
(先ほどよりも複雑な配線を見ながら解除の手掛かりを探す。今回の爆弾には数字を打ち込むような入力キーが設置してあってこれを適切に入力すれば点火装置が止まる仕組みのようだ。何を入力すべきかヒントを探すと彼の横にガイドブックとパネルの裏に数字の羅列が書いてあるのを相手が気付く。その下に意味深の書き添えを読み上げるとウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンがサ.ン.タ.ち.ゃ.んも一緒に居たことを告げて目を見開いた。今の今まで連絡が来てないのを考えればこのお友達とは同じように捕まったサ.ン.タ.ち.ゃ.んのことだろう。同時に二人を捕まえているとは犯人は単独犯ではなく複数人居る可能性も高くなってきた。予想以上の規模の犯行に焦りが募ってくるがすぐさまサ.ン.タ.ち.ゃ.んの元に向かおうとする相手に声を掛けられると自分達がやるべき事を思い直して力強く相手を送り出した。「多分サ.ン.タ.ち.ゃ.んの方のヒントでこちらの爆弾は解除できるはずだからもう少しだけ待っててくれ」とばウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンに話しかけながらパネルの裏の数字に目を向ける。ただ数字が羅列しているだけだが下二行の並びには何処か見覚えがあった。それが何なのか悩んでいたがある一部分を四桁二桁二桁に区切ると法則性がみえてきて「…夏祭りの日付?」と呟きを零す。確かに夏祭りの日にはライトアップが消されて花火がその姿を彩るがその前後の数字が何を示しているかは分からない。暫し頭を悩ませながら相手からの連絡を待って)

  • No.5066 by 探偵  2024-04-03 17:24:25 


……いたっ!
(相手にウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンを託して全力疾走で公園へとたどり着く、少々息をあげながらガイドブックの写真と実物の風.都.タ,ワ.ーが同じ画角になる位置を探した。たどり着いた先にはドーム型の遊具がある、中を覗き込むと口をガムテープで塞がれ手足を縛られたまま地面に転がされているサ.ン.タ.ち.ゃ.ん.を見つけた。風.都.タ.ワ.ーが人通りが多かったのに対してこちらは人っ気がなく、もしサ.ン.タ.ち.ゃ.んも囚われていることに気が付かなければ人知れず命を奪われていたことになっただろう。これも鳴.海.探.偵.事.務.所.の探偵に対する敵意といったところか。ガムテープを剥がしてやると泣きついてくるサ.ン.タ.ち.ゃ.ん.に事情を聞く、どうやらウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンと一緒にいるところに拳銃を突きつけられ為す術なく爆弾を取り付けられてしまったらしい。サ.ン.タ.ち.ゃ.ん.のトレードマークである白い袋の中身を見てみればそこにおあつらえ向きの黄色いプレゼントボックスがある、つまりこれが爆弾だろう。プレゼントボックスの側面には先程と同じく暗号らしき数字が書かれているがその法則性はさっぱりだ。こういうのは相棒の得意とするところだろう。暗号部分をバ.ッ.ト,シ.ョ.ッ.ト.で撮影し相手のス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.に送信してから電話をかける。爆弾を目の前にじわりと額に汗を滲ませながら「フィリップ、サンタちゃん見つけた。こっちも暗号みたいな数字がある。お前の方に送ったから確認してくれ」と現在の状況を伝えて)

  • No.5067 by 検索  2024-04-03 19:25:19 

今確認した。…緯度と経度? だとしたら…
(パネルを見つめるが日付以上の閃きが思い浮かばずに眉を寄せる。時限爆弾ではないはずだが解除する為の手がかりが掴めないことに焦燥感は募るばかりだ。足元で縛られたままのウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンが推理の邪魔をしないように黙ってくれてはいるがそれでも不安そうな顔が見えると急がなくてはと鼓動が常に早い。そんな中、ス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.が相手から写真が送られたのを知らせ直ぐに電話がかかってきた。スピーカーにしてから応じるとサ.ン.タ.ち.ゃ.ん.を見つめた旨が伝えられてひとまず安堵する。相手に促されるまま写真を確認するとこちらも数字が羅列された箱の側面が画面に表示された。前半はほぼ同じ数字で後半はバラバラの数字が隙間を開けて二つ並び、それが4行並んでいる。そこでふと犯人はやたら風車の話をしていたのを思い出す。この街で一番有名な風車は風.都.タ.ワーだがそれ以外にも風車は至る所にあって数字の並びが緯度経度を表す時と同じだと気付けばス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンでそれが指す位置を調べる。第三風力発電所、七草農園の風車などどれも数字を含んだ名前であればそれを順に読んで「翔太郎、そっちの暗号は3756だ」と答えを告げる。続いてこちらのパネルの暗号も解かないとならないがまだピンと来なくて「夏祭りの日付が羅列してある所までは解読出来たんだが後はピンと来なくて…何か風.都.タ.ワ.ーに関連する数字分かるかい?」と相手の閃きに頼って)

  • No.5068 by 探偵  2024-04-03 19:53:05 


心配すんな、俺の相棒を信じろよ……フィリップ!こっちは解除できたぞ!
(こちらから画像を送り連絡をとれば相手はしばし無言か何かを呟く時間がつづいて、やがてそれが座標を表すことを導き出すと暗号の答えが返ってくる。間髪入れずにプレゼントボックスに据え付けられているパネルに手を伸ばせば横からサ.ン.タ.ち.ゃ.ん.が不安げな声でなにやら話しかけてくるがその顔に笑みを携え自信満々に返事をした。相手が導き出した答えなら間違っているはずがない、パネルに3756と入力すれば短いビープ音のあとパネルに着いていたランプが消灯した。どうやら当たりだったらしい。こちらの爆弾が解除出来たことを伝えるも相手の方の暗号は手詰まりになっているらしい。パネル裏に刻まれていた数字の羅列を思い出す、相手が言うように一部は夏祭りの日付になっていた。問題はその前後の数字だろう。風.都.タ,ワ.ーと日付の概念が結びついた所でもう1つのキーワードが頭に浮かぶ。夏祭りの前に書かれている数字は父の日、後に書かれているのはハロウィンの日付、いずれも風都タワーでイベントが催された日付だ。あの数字の羅列は風都タワーで開催されたイベントの日付を表している、その後も並べられた数字の中で大事なイベントが抜けていた。軽く息を吸った後「フィリップ、答えは0214だ」と伝えて)

  • No.5069 by 検索  2024-04-03 20:36:52 

良かった…。…0214? そうか、バレンタイン!
(こちらが4桁の数字を伝えると電話の向こうで操作する音と話し声が聞こえる。自分が導き出した答えだが間違っていれば2人の命は無い。打ち込む間祈るようにス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ンを握りしめていたが短いビープ音が響き解除した旨が伝えられると安堵したように息を吐いた。だがこちらの謎が解けてない以上気を抜くには早い。座標にしては桁数が足りず高さや距離でも無さそうだ。唯一分かった夏祭りの日付との関連性と合わせて相手に相談すると少し考えるような時間が空いて堂々とした声で数字が伝えられる。何故そうなったのか答えを踏まえて数字の羅列を見ればどれもハロウィンやクリスマス、年末年始などイベントの日付であることに気付く。その中で抜けているのはバレンタインの日付だ。思わず声をあげると躊躇することなくパネルに0214と打ち込む。するとこちらもパネルのランプは消灯して爆弾は解除された。「翔太郎、こっちも解除完了だ。ひとまず二人を解放してあげよう」とその結果と方針を伝えるとウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンの手足の拘束を解いていき)

  • No.5070 by 探偵  2024-04-03 21:18:42 


さすが俺の相棒だ。あぁそうす…また奴から連絡だ。一旦切るぞ
(こちらが答えを伝えれば一拍の間を置いてから声があがる、どうやら相手も暗号が解けたらしい。二人して同じ答えにたどり着いたのならば間違いないだろう、電話の向こうでパネルを操作する音が聞こえ直後ビープ音が聞こえてきた。どうやら二人分の爆弾を解除することに成功したようで軽く息を吐く。ひとまずは相手の言うように情報屋の二人の拘束を解くのが先だ、怯えきっている二人を早く自由にしてやらなければ。だがその直後に例の携帯電話が着信音を響かせる、画面の表示は『③』だ。犯人はまだ手を緩める気がないらしい、相手から連絡が入ったことを伝えた後一旦相手との通話を切った。その後暫く時間があいて、再び相手のス.タ.ッ.グ,フ,ォ,ン.に連絡を入れる。相手が電話に出たのを確認した後「次は水族館だ。深海魚のコーナーで犯人は探偵の前に姿を現す、だってよ」と今しがた得た情報を伝えた。「今日水族館は休館日だけど裏手の職員用出入口の鍵が開いてるらしい。…だから、今すぐ水族館に来てくれ。フィリップ」と続けて要件を伝えれば通話を切って)

  • No.5071 by 検索  2024-04-03 22:12:53 


ああ。…僕達には監視がついているようだから刃.野.刑.事への連絡と他の情報屋を含めた皆の安否確認お願い出来るかい? __ 犯人が? …分かった、直ぐに向かう。
(ひとまず目の前の爆弾を解除したことに安堵を分かち合っていると相手の方から着信音が鳴ったのが聞こえた。どうやら爆弾が解除されたのを察知して連絡してきたのだろう。短く答えると相手からの連絡を待つ間、ウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンにお願いを告げる。何かしらの方法でこちらの行動が監視されている以上自分達から助けを呼んだり警察に通報などは出来ない。その為人質だった彼に秘密裏に動く事情が分かってくれそうな警察への連絡と自分達と関わりのある人達へ無事を確かめてもらった方が良いだろう。その提案を受け入れてくれた彼に経緯などを話していると着信音が鳴る。電話に出ると相手が電話で聞いたことを伝えてくれるがこれまで散々人質に電話させて自らの姿を明かそうとしなかったような犯人が自ら姿を現すと聞けば引っ掛かりを覚えて思わず聞き返す。今まで人を巻き込もうとしていたはずなのに休館日の水族館を指定したのも気になる。違和感は多く釈然としない所はあるが罠だとしても行くしかないだろう。返答をして通話が切れるとウ.ォ,ッ,チ.ャ,マ,ンにほかのことは任せて水族館へと向かった。正面入口につけば相手の言う通り休館日のようで扉は閉まって人の影は無い。建物の周りをぐるりと回れば職員用の出入口を見つけた。鍵のかかってないそこから中に入ると職員用の通路を通り一般客が見て回る展示スペースに出てくると辺りを見渡しながら異変と相手の姿を探して)

  • No.5072 by 探偵  2024-04-03 23:01:06 


(人影のない水族館はシンと静まり返っていて不気味ささえ漂っている。水槽のポンプ類は動いているようで、通路を囲う水槽からポコポコと泡が弾ける音が反響するように響いていた。相手と水槽が発する音だけが響く展示スペースを進んだ先、客が展示の終盤に差し掛かる頃に現れるのが深海魚のスペースだ。そこに展示される魚のために中は薄暗く最低限の明かりしか確保されていない。相手が海の底の底を再現した場所へ足を踏み入れ周囲がその暗闇に包まれた頃、何者かの足音が展示スペースに響き渡る。その革靴の音はやがて相手の目の前へとやってきて姿を現した。相手の目の前に立っていたのは探偵だった。暗がりの中感情を見せない顔を相手へ向けると「待ってたぜフィリップ。俺がお前の前に現れたってことはどういう事か分かるよな?」と問いかける。探偵の胸ポケットからは暗がりの中でもよく映える黄色のハンカチが顔を覗かせていて)

  • No.5073 by 検索  2024-04-03 23:41:32 

……っ、なん、で…。
(辺りを見渡しながら進んでも人の気配は無い。自分の方が早く着いてしまったかとも思ったが距離的にいえば相手の居た公園の方が近いはずで寄り道しているという可能性も考えにくい。先程の違和感といい胸にざわつくような物を感じながら先に進む。やがて相手から伝えられた深海魚のコーナーが見えてきた。相手の姿はまだ無い。無意識にズボンのポケットの上に手を置きながら展示スペースに踏み込む。他の所よりも明かりは少なく闇に包まれた場所をゆっくりと進んでいれば足音が響いてそちらに目を向ける。そこには探していた相手の姿があったが照明の関係でその表情はよく見えない。だがその胸ポケットに黄色のハンカチが収まっているのに気付いてしまえば息が詰まって大きくその瞳が揺れる。思えば相手が犯人から直接話を聞いたらしい口調も人質の存在に触れないことも一方的に通話を切ることもおかしかった。自分達のことをとことん調べ尽くしたのであれば鳴.海.探,偵,事.務.所の探偵達の一番大切な物を狙わない理由はない。理屈は繋がっていくがそれを受け入れられるかは別の話で震えはじめた声で困惑の言葉を零す。そして段々と早く解除しなければ、という気持ちに支配されると相手に駆け寄って「翔太郎、爆弾は、解除するための暗号は何処だい?直ぐ解除するから、」と半ばパニック状態で問いかけ)

  • No.5074 by 探偵  2024-04-04 07:48:57 


近づくな。……姿を見せた奴が犯人だって伝えれば、君が相棒のこと犯人呼ばわりしてくれると思ったのに、さすがにそこまでバカじゃなかったか。いいよ、そこは合格だ。でも体に触ったら……こいつをすぐに爆破させる
(こちらに駆け寄ってくる相手に静かに一言突き放すような言葉をかける。しかしそれは本人の意思が乗っているものではなく、借り物の言葉だった。そこからはこちらの口が動くも出てくるのは他人の言葉、暗がりの中で髪に隠れていたイヤホンが相手の視界にもちらりと映る。耳から入ってきた『犯人』の言葉を口にして最後には指示通りジャケットを軽く捲ってみせる、探偵の体には黄色い箱が胸の位置で取り付けられていて爆破すれば確実にこちらの命を奪うだろう。そのタイミングでもうひとつの足音が二人へと近づいてくる。現れたのは高級なスーツを纏う男だった。ゆっくりとこちらの横にやってくると『もう自由に喋っていいぞ』と告げられ軽く息を吐いた。『こんにちは、もう一人の探偵くん』と楽しげに相手へと手を振ったあとに『ここで相棒が犯人だと決めつけなかったのは良かったけど、でも残念ながら君達は不合格だ。全然、まったく、ダメダメすぎる。これが鳴.海.探.偵,事,務.所の探偵?ありえない!鳴.海.荘.吉.はこんなんじゃなかった!』と狂気的な笑みを称えながら演説が始まった。その手には爆弾のスイッチらしきものが収まっていて下手に動けばこれを押すとでも言いたげに相手の方へチラつかせていて)

  • No.5075 by 検索  2024-04-04 09:39:13 

っ…。……鳴.海.荘.吉.の関係者なのか知らないけど君に合格か不合格か決めて貰う筋合いはない。
(相手に駆け寄ろうと近づくが拒絶の言葉が向けられるとその足を止める。少ない灯りの中でも相手の耳元にはイヤホンが見えてこれまでの人質と同様指示された内容を話しているのだろう。相手がジャケットをめくりその中にこれまで見てきた物と同じ黄色の箱が見えれば映像で見せられた爆破の様子が脳裏を過ぎって唇を噛みしめた。あと一歩のところで動けなくなっているともう片方の入り口から高級スーツに身を包んで高貴な身なりに見える男が現れた。相手の隣にやってきて指示を出しこちらに楽しげに手を振る様子を見ればすぐにこの男が犯人だと分かって鋭い視線で睨みつける。そんな視線を気にもせず狂気的な笑みと共に何かを語っているが予想外の人物の名が出てまた瞳が揺れる。口ぶりからして鳴.海.荘.吉に並々ならぬ想いを向けているようだがだからといって勝手に裁定とやらをされるのは気に入らない。スイッチのような物をちらつかせられていれば下手に動くことは出来ないが代わりに静かに怒りが乗った声で男に敵意を向ける。どうすればこの場をひっくり返せるのか必死に思考を巡らせながら「翔太郎を解放してくれ」と交渉を告げて)

  • No.5076 by 探偵  2024-04-04 12:31:49 


『違う違う違う!鳴.海.荘.吉.は僕にとって最高のライバルだ!さながらシャーロック・ホームズとモリアーティ教授のように。僕が仕掛けた爆弾をあいつに全部完璧に見つけられた時は…すごく興奮したよ。だから大人しく刑務所に入ってまた遊ぶために長い刑期を終えてきたってのに、事務所には荘吉はいなくて違う探偵が二人もいた。ほら?君らが鳴.海.探.偵.事.務.所.の看板に相応しいかどうか、僕には裁定する権利があるだろ?』
(相手が怒りを見せる一方で犯人の男は軽快にお喋りを続けている。自分の最高のライバルである鳴.海.荘,吉.その意志をついだ探偵が相応しいのか自分の手で見極めてやろうというのがこの男の言い分だろう。狂気に満ちた演説を聞いてそれを鼻で笑い「おやっさんからお前の話は聞いた事なかったけどな」と煽ってやると男は『黙れ!!』と明らかにイラつきを見せる、感情の振り幅さえむちゃくちゃだ。男の表情がパッと笑顔へ戻ると相手に黄色の箱を放り投げる。蓋をあければ中に入っているのは拳銃だ。男はこちらの後ろ側へとゆっくり回るとゆらゆらと起爆スイッチを振りながら『不合格の探偵は二人も要らないから君に誰を解放するか選択させてあげよう』とこちらを盾にするように襟首の後ろを掴まれる。男は『ここから帰れるのはこの帽子の探偵か、君か、どちらかだけだ。要らない方を撃て。こっちの探偵が死ぬか、君が死ぬか、あぁでも妙な動きを見せたらこの探偵が死ぬし、君が逃げようとしてもこいつが死ぬ。さぁ、選んでいいよ』と楽しげな目線を相手に向けて)

  • No.5077 by 検索  2024-04-04 14:56:28 

鳴.海.荘.吉.が過去に捕らえた犯人か…。……答えは既に決まっているけど、例えば僕が死ぬことを選んだとしてその後に君が爆弾を起爆させてしまっては僕の選択の意味が無くなってしまう。今時点ならば圧倒的に翔太郎を撃つ方が得だ。楽しいゲームならばもう少しフェアであるべきだと思わないかい?
(男のことを関係者だと言えば軽快なテンションでライバルを自称し始める。鳴.海.荘.吉.が過去に対峙して逮捕に至ったのであればその意志を継いだ自分達も男に罪を突き付けなければならない。やけにが鳴.海.探.偵.事.務.所.の探偵にこだわっていた理由は分かったが彼の弟子である相手の口から煽るような言葉を向けると明らかな苛立ちを見せる。刑期を終えても尚再び犯行を重ねるとはよっぽど鳴.海.荘.吉.に執着しているようだ。急に男が笑顔に表情を変えたと思えば黄色の箱を投げてくる。一瞬警戒はするがキャッチして蓋を開けば二人を脅すときに使ったであろう拳銃が入っていた。手に持ってみるが重さや質感から本物であることが分かる。その様子を見た男はご機嫌に相手の後ろに回りスイッチを見せつけながら最悪の選択を迫ってくる。この手の拳銃で自分か相棒のどちらかを殺さなくはならない。悪趣味極まりない選択に舌打ちでもしたくなるが聞かれなくとも答えなんて最初から決まりきっている。男に合わせるように悪魔らしい笑みを浮かべると手元で拳銃をくるくると遊ぶように回しながら条件の見直しを持ち掛ける。今の状況では爆弾が巻き付いている分相手の生存確率は極端に低い。今の状況をゲームだと称して公平さを求めるとにっこり笑って「でないと僕の相棒は近くにいる君を道連れにするだろうからね」と逆に脅してみせ)

  • No.5078 by 探偵  2024-04-04 17:29:43 


『それって君の相棒の爆弾を外せってこと?ハ、ダメダメ!それじゃあ僕の身を保証するものがなくなる。僕はあくまで君達を脅す立場にあるんだ、わかる?それに答えは簡単なんだろ?なら、とっとと相棒を撃てばいい』
(犯人の狙いはハナから自分たち二人だったようだ、おやっさんがどうのと言っているが結局は当てつけで理屈をこじつけてでも鳴.海.探.偵.事.務.所.の探偵二人を殺しにかかるだろう。なにせ犯人が求めているのはおやっさんだけ、それ以外の人間を代わりにする事はできない。その点だけは共感できるが、だからと言ってこの街を泣かせる事も相手を失う事も許すことは出来ない。だが突きつけられたのは最悪の二択だ、相手に渡されたその拳銃が先程それを突きつけられた身として本物であることをよく知っていて、一気に緊迫感が押し寄せると詰まった息を無理やり吐き出して酸素を確保する。だが対峙した相手は冷静で犯人のテンションにあわせこれをゲームだと称して犯人を煽る。その様子に犯人は気を良くしたのかさらに上機嫌になると先程よりも大袈裟な口調と身振りとで話しながら相手の提示した条件を断った。しかしこれではジリ貧になることを嫌ってか男は薄ら笑いを浮かべ『まぁでもそうだな…今生の別れならもう少しお膳立てしてあげよう。最期の時間を二人で楽しみたいだろう?』と言えば『動くなよ』とこちらを脅しつけたあと、軽く勢いをつけてその場から下がっていく。僅かに体勢を崩され振り返り捕まえる暇もなく男はこちらから離れてしまった。相手と目を合わせる。この場面をどう切り抜けるか、探るように相手に意志のこもった視線を向けて)

  • No.5079 by 検索  2024-04-04 20:49:25 

…お気遣い助かるよ。……何だか似たような状況が前にもあったね。違法バーの時とか銀行強盗に巻き込まれた事とか、この街の探偵をしていると厄介な事に巻き込まれがちだ。
(男に合わせるように軽いテンションを気取って少しでも状況が良くなる交渉を持ちかけてみるが大袈裟な口調と身振りで語りながら断られてしまう。あくまで自分優位に事を進めて探偵達が破滅して行く様を見たいのだろう。だが答えに不満気な態度を示して行動を起こさないでいると痺れを切らした男は薄ら笑いを浮かべ最期の時間をくれると告げ相手から離れていく。ひとまず相手が男の傍から離れることが出来たのは一つ前進だが状況は変わらないままだ。男に思ってもない言葉を掛けると相手と目を合わせる。この状況を脱するにはまずは爆弾を起爆させないこと、そしてその機能を止めることが必須だ。そして男が傍にいる以上直接的な言葉による相談や行動は出来ない。緊張を解くように軽く息を吐くと同じく危機的状況に陥った出来事を振り返るように話し出す。あの時も今と同じく窮地に立たされて、その度に息を合わせお互いのフォローの連続でその場を切り抜けてきた。手元の拳銃を軽く握り締めると「でもこの拳銃を撃ってしまったらその瞬間に終わりかな、」なんて言いながらちらり相手の様子を伺うように見て)

  • No.5080 by 探偵  2024-04-04 22:04:31 


…そうだな。どいつもこいつもどちらか選べっていや動揺すると思ってやがる。いっつも答えは決まってんのにな
(犯人が自分のもとから離れて幾分か相手と意思疎通は取りやすくなるが、それでもこの体に爆弾が巻かれているのは変わらない。相手の方を窺うように見ていれば過去のことを振り返るように話題が振られる。相手から出てくる話はどれも危機を二人で乗り越えたものばかりだ。いつもどちらかを出汁にされ行動を強制されていたが二人でたどり着く答えはいつも同じ、突きつけられた二択とは異なる答えを掴み取る事だ。相手と目を合わせていれば拳銃を握りしめるのが見える、間違いなく拳銃は強力な武器だがそれで命を奪ってしまえばこの街の探偵は名乗れない。だがそんな強力な武器を使わない手はなかった。相手は犯人の視界に入っていて、こちらは爆弾を括り付けられ妙な動きはできない、となるとこの場で一番自由に動くことができ犯人が持つ起爆装置を無力化できるのは彼らしかいない。軽く笑い声を漏らすと最期の時を惜しむように右手でネクタイを緩める動作をする、同時に左手をハットに添えるとそれをま目深に被ることになって探偵の顔の真ん前にス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.がくる形になった。そのまま深呼吸をして覚悟を決めた振りをしつつネクタイを緩めた手で懐からギ.ジ.メ.モ.リ.をとりだす。ス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.をライブモードにしたいところだが起動音が響けば犯人に警戒されてしまう、となれば必要なのはそれを掻き消す音だ。ギ.ジ.メ.モ.リ.を挿入口へと添える、そのまま相手を真っ直ぐ見つめれば「…二人であの日みた映画、覚えてるか?あれみたいに人は殺せねぇけど…あれと同じようにその拳銃がむしろ始まりになるかもしんねぇな」と話をあわせながら目で合図を送って)

  • No.5081 by 検索  2024-04-04 23:07:09 


覚えてるよ、あの映画もバディ物で頼りになる相棒と事件を解決する話だった。…ああ、覚悟は出来た。じゃあ翔太郎、行くよ。
(思い出話でもするように話題を振れば相手もそれに乗ってくる。その時と今の気持ちも選ぶ答えも何一つ変わらない。そしてずっと相棒だからこそドライバーが無くとも些細な動きで何を考えているのかおおよそ理解出来るのだ。そのタイミングに合わせるため撃つ為の準備をするような動作をしていれば男の嫌な笑顔と視線がこちらを向く。その間相手がネクタイを締めるような仕草でス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.の準備をしているのが見えると口角が僅かに吊り上がる。二人で見たバディ物の映画の話をしていれば『別れの挨拶は出来たかな。片方は相棒に手をかけ、片方は相棒に殺されるなんて不合格の探偵にはドラマティックな終わり方だろう?』と言いながらスイッチを片手に男が近づいてくる。『選択の時間だ』と意気揚々にこちらを煽れば決断するように小さく息を吐いてから拳銃を相手に向かって構える。真っ直ぐと送られる瞳と目を合わせタイミングを図るように相手の名前を呼べば素早く相手の斜め後ろにいる男の手元に銃を向けて発砲する。照準はブレたものの銃弾はスイッチを掠め男の背後にある照明を割るとその音と予想外の行動に男は動揺して手元からスイッチを落としそうになり)

  • No.5082 by 探偵  2024-04-05 07:47:44 


あぁ。頼んだぜ、フィリップ
(ハットに手を置きメモリを構えたまま相手から片時も目を離さずにその時を待つ。後ろにいる犯人は相手が拳銃を使う覚悟が出来たのを見て上機嫌に不快の言葉を並べていた。銃口がこちらへ向く、相手に名前を呼ばれれば準備は出来たとこちらからも名前を呼んで返事をした。発砲の瞬間、銃口はこちらからそれて斜め後ろへと弾が飛んでいく。その発砲音に合わせてギ.ジ.メ.モ.リを挿入しス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.をライブモードへ移行させた。後ろで照明が割れる音がして男の驚愕の声が聞こえてくる、スイッチに気を取られた男はこちらの足元に何かが落ちたことなんて気づきもしないだろう。男は怒りで満ちた顔で『そんなに相棒が爆発するところが見たいんだね!!』と叫ぶと取りこぼしそうになったスイッチを起動させようとする。だがそれよりも遥かに早くス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.がワイヤーを発射させてスイッチを犯人の手元から弾き飛ばした。その音と同時に振り返る、もうこの爆弾が男の手によって起動されることはない。振り返る勢いのままこれまでの怒りも込めて犯人の顔へと握った拳を叩き込む、ぐらついた足をひっかけるとそのまま床へと押さえつけ拘束した。男は呻き声を上げるも抵抗する力はなく「悪いな、また鳴.海.探.偵.事.務.所.の勝ちだ」と勝利宣言をし)

  • No.5083 by 検索  2024-04-05 09:59:27 

ナイスだ、翔太郎。 君は僕達一人ずつと.鳴.海.荘.吉.を比べていたようだけどそれは筋違いだ。僕たちは単なる探偵ではなく二人で一人の探偵だからね
(薄らとした灯りしかない空間に発砲音が響く。それは相棒を殺すためのものではなく、男の後ろの照明を割って隙を作る。思い通りの行動をしなかったことに腹を立てた男は怒りのままスイッチを起動しようとする。だがその時には相手の手によってライブモードになったス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.が的確にワイヤーを発射してスイッチを弾き飛ばす。すかさず飛んで行った先に走りスイッチを回収すれば驚異の無くなった相棒が男を殴り体勢を崩させて床に拘束したのが見えた。勝利宣言をする相手の横、男の正面にしゃがみこめば敗因を教えてやる。確かに一人一人で見れば探偵として.鳴.海.荘.吉に及ばないことは自覚済だ。だからこそ自分達は二人で一人の探偵であり、共にあれば鳴.海.探.偵.事.務.所.の探偵だと胸を張ることが出来る。単に不合格な探偵が二人居るとだけ捉えその連携を軽視した犯人の負けだ。これ以上妙な動きをしないようにス.パ.イ.ダ.ー.シ.ョ.ッ.ク.のワイヤーで男を拘束し直すと「早くこれも外してしまおう」と相手の目の前に立って胸部の爆弾の解除に取り掛かる。だがこれまでと違って解除を目的としない正真正銘相手を殺すのが目的の爆弾であれば手元の知識や道具だけでは解体は難しく、スイッチの信号受信部だけ外して相手の体から離す方向に切り替える。慎重に絡んだコードを手繰り爆弾本体や発火装置を相手の体から取り外すことが出来れば念のため離れた床に置いてきて「下手に触るよりも爆発物処理班などの専門家に任せた方が良さそうだ」と相手に報告して)

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