(まるでさっきの巻き戻しのようだった。 もう片方も抱きしめるように回された腕からは逃げられずに楽しげな彼に目線を送る) だって、まだそういうのじゃないですか、ら (こういう事をするのは恋人同士で今の自分達には当てはまらない。 律儀に順序や規則を守ろうとする所を見せつつもろくな抵抗はなく。 まだ、に密かな期待が詰まっているのも無自覚で近い距離の彼に動揺見せて)