匿名さん 2022-06-19 00:56:16 |
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( / 開始について承知いたしました!また、初回ロルもありがとうございます。続けて返させていただきましたが、出会いまでが長くなってしまってすみません…。関係性の変化も楽しみつつ、ぜひ色々なイベントや場面を回しましょう…!
最後になりましたが、こちらこそよろしくお願いいたします。この旅をお相手様と一緒に楽しめましたら幸いです!こちらも何かありましたら、適宜お声掛けくださいませ!)
(正体不明の焦燥に駆られ、持てるだけのものを手に教団を飛び出したのが今朝のこと。誰もが――当の本人すらも予想し得なかった出来事故か、馬車の荷台に紛れるという子供の悪戯のような方法で、すんなりと街へ出ることができた。軟禁じみた生活が幸いして街の人たちには顔を知られておらず、今日は日が暮れるまで祈りの間に籠ると言ってきたから、少なくとも日のあるうちは神子の不在が露見することもないだろう。書物による知識を総動員し、何とか路銀を手に入れて旅支度を整えれば、ケープのフードを目深に被って街の出入口の方へと向かう。街と街の移動には護衛を伴う必要があるらしいが、どのようにして依頼をすれば良いのだろうか。そんなことを考えながら歩いていればちょうど二人の男性の会話が耳に入り、交渉不成立と共に依頼人が立ち去れば、その場で足を止めて残った傭兵らしき男性へと空色の瞳を向ける。直後、目が合った――ような気がしたので足早に駆け寄れば、真っ直ぐに見上げながら声をかけて)
――あの、すみません。護衛のお仕事を依頼させていただきたいのですが……この街から少し離れていて、人の出入りの多い、大きな街に行きたいのです。
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