さすらいの旅人さん 2022-06-10 11:31:43 |
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「…一応は終わった、か。…おい。その仕事、定時までに終わりそうか?………そうか、なら俺がやっておくから渡せ。」
(しばらくディスプレイと睨み合っていたが、ようやく仕事が一段落付いたらしく息を漏らすと眉間に刻まれた深い皺を揉む。それだけで近くにいた部下は震え上がっていた。そんなことは気にも留めず彼は近くのデスクで山盛りの仕事に追われている部下に声を掛ける。部下から多分大丈夫です、と全く力のない返事が返ってくると見かねたように山盛りの仕事のうち半分より少し多い程度自分のデスクへと移してまた作業を始めた。)
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