匿名さん 2022-06-07 17:01:16 |
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「本当に帰ってきたんだ。そっか、それお母さんたち相当寂しがったんじゃない?」
(正直、彼女とこうして今話しているけど帰ってきたんだという実感があまり湧いていなかった。また明日になればどこかへ行くんじゃないか。彼女はいつも突然消えて、突然帰ってくるから。しかし、お兄さんを除き家族で前の実家に帰ってきたと聞いて少し実感が湧いてホッとする。それにしても仲良し家族が離れて暮らすなんて寂しいだろうなあ。「はあ?なんで俺…? 何買うんだよ、女子の買い物って長そーだし…」突然提案された彼女の買い物の誘いに分かりやすく引き攣った笑みを浮かべる。彼女とは小学生の頃もちろん2人で遊んだり大人数で遊んだりとしていたが、買い物というものは初めてで、なんか恋人みたいで恥ずかしい。えー、と言いながらも携帯でカレンダーを開き、何も書かれてない空白の予定を見て悟りを開く。ああ、これは行く羽目になりそうだ。)
(/ 最初はいくじなしで少し男気がないような柊真ですが、恋心に気づき段々と覚醒していく姿を描きたいと思うので、今のところは律花ちゃんに頑張ってもらわせる形になって申し訳ないです;結局のところお互い鈍いもの同士なので大変そうですが(笑)、兄の設定おかしい所もなく、把握しました^^ )
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