審神者♀ 2022-06-06 12:42:12 |
通報 |
( 聞こえた声に「よろこんで」と返そうと肩越しに振り向き、綺麗な空色の瞳から透明な水が流れていることに気がついて──そっと前を向いた。本当は泣かないでくださいと言いたい、手を伸ばしたいし抱き締めたい、少しでもその気持ちが軽くなるのならと思うけれど…彼にとっては見られて嬉しいものでは無いのかもしれない。ただ明るい声で )
パンと、目玉焼きとベーコンと、トマトも付けちゃおうかな。飲み物はコーヒーとお茶と、どちらにします?
( 厨の床はまだ砂っぽくて胸を張って綺麗だと言えるほどでは無いが、少なくとも火と水はしっかりと使えるように片付けたつもり。フライパンとヤカンを出し、冷蔵庫を開け、火をつけ、朝ごはんの準備を進める合間に─近くの椅子を引いて、後ろで見ていると言った彼に特等席をご用意。 )
トピック検索 |