名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
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> 2B 峰岸悠飛 ALL
「換金、か…」
此処で元居た世界の通貨、この蜘蛛頭の場合はベリー(彼が居た“空島”ではエクストル)がそのままでは使えないと言うのは当然の事だがおもむろに懐から取り出した数枚の紙幣(ベリー札)を相変わらず白目を剥いて凝視しつつ…
「手持ちはそこそこ、確かにおれは人間だから飯を食わねば力は出んが2Bよ、食べる必要が無くとも物を食べられはするのか?…いや何、一人で食べるのもちょっとばかし味気無いからな。」
そういう話は換金してからするものだが、言外に(食べられるなら何か奢る)と言いたげらしい。一人で食べているのも相手が必要ないとは言えなんだか気が引ける。この巨漢からしてみると珍しく気の利いた配慮だった(必要かどうかは兎も角)
―
「そうか、ただの人間か…少しばかり(心音)が変わっていたのでもしやと思ったが、まぁいい。おれは盥を踏んで転んだ表紙に湯坪に落っこちたら何故かこの土地の地面に埋まっていて、この“あんどろいど”の小娘、2Bに助けられた。」
一人だけ妙にギャグめいた(飛ばされかた)をしているが、その辺は御愛嬌なのかも知れない。2Bが彼(悠飛)にした同行して行動しないかと言う提案に対しては
「うむ、おれも別に構わん、(三人寄れば文殊の知恵)とも言うしな。」
という感じらしい。
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