名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
通報 |
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「むう…この感覚を伝えるのはやはり至難か――だが認識としてはそういうモノで間違ってはいないぞ。―ほう、やはり土地や場所によってはそういう差異の類や独特の訛りがあるのだな。」
取りあえず分かり易い例として、(イエス・サー イエス・マム)の例を引き合いに出した彼女(レン)にやや納得がいったようないかないようなそんな微妙な反応を示しながらも蜘蛛頭の巨漢(ゲダツ)はそういう認識で合っていると答えつつ、やはり相手の世界でもそういうその地域ならではの訛りの類はあると聞いて頷きつつ
ゲダツ「ふむ…中々悪くないと思う異名だが、まぁお前自身がそう言うのならば、おれはお前の事をレンと呼ぶ事にしよう。」
と異名では無く、名で呼ぶと答えて湯呑みからお茶を飲みつつ
ゲダツ「うむ、その辺は心配御無用で構わん。…運も実力の内よ。へそ!」
単純に凄惨な死に様にならなかった辺りだけでも本当に運が良かったと言えるだろう――が、落ちて無事でも場所は危険と脅威渦巻くグランドライン(偉大なる航路)―何が起きてもおかしくないが、そんな場所に右も左も分からない空の住人であるこの蜘蛛頭が落っこちて…たまたま落ちた先に温泉堀りの五ローと言う変わり者の男がいて、意外に穴掘りを手伝う代わりに保護されるという流れからしても彼女(レン)の言うとおり凄まじく幸運だったと言えるだろう。
幸運か、もしくはある種の超絶的(うっかり)の呪いなのかはともかく…取り敢えず心配や気にかかる部分は納得した相手(レン)は漸く落ち着いて食事を摂り始めて、一方のゲダツも相変わらず何か串料理に手をつけながら(食う事もまた修行、食わねばお前も更に大きくなれんぞ)と要らぬ台詞を彼女に呟く。
> エミール、レン、ALL
緑色のミュータント(と、ゴブリンの事をキーバーは認識している)は人語で何やら取り囲んでいた彼(エミール)に言うと――そのまま引き下がって…
キーバー「落ち着け小僧(エミール)、四つ数えて息を吸い、四つ数えて息を吐け――オレはキーバー、旅の者だ。道を尋ねたいんだがこの近くに人の住む村か町は――」
と言い掛けた時があくまで数の上では多いそれらゴブリンらの包囲網を斬撃が切り裂き飛ばして――見ると大鎌を自在に操る華奢な菫色の髪が印象的な少女(レン)がそれらを斬り抜いて往く様を見て取れる。
ジャッ…(レンジャー・セコイアを腰溜めに構え)
キーバー「――今度は何だ、今日はハロウィンか何かか?御嬢ちゃん。」
と一応道を尋ねている最中という事もあり、彼(エミール)を背に庇いつつ赤く炯々と剣呑に輝くバイザー越しに謎の大鎌遣いの少女(レン)を見据え…
トピック検索 |