筆者 2022-05-22 20:58:31 |
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( 相手からの相槌にそれ以上は返すことはなく、と言うのも、あまり良くないことを口走ってしまったのでは、と涼しい顔の内では焦りまくっていた。大人気ないことをしてしまったと反省しつつも、それほど気にはしていなさそうな相手の反応をみて小さく肩の力を抜いた。
当時は、若かったとはいえ大人げなかったと思うし、今でも大人気ないという現実は変わらない。
自分の心情は全て執筆に込めて発散した。自分が叶えられるはずのない夢を、思いを、本の中でなら現実にすることが出来る。しかし、そこに自分は登場しないが。)
…本当に美味かったよ。ありがとう。
ご馳走様。
( 次いで此方も箸を置いて上記を述べると、手を合わせて立ち上がる。途中から考え事をしながらも夢中で食べており、気がつけば美味い飯で腹が満たされているというのは、なんとも幸せな事である。
「 片付けぐらいはやっておくから、風呂に入ってくるといい 」空になった食器を重ねながらそう呟くと、風呂の場所を話しておく。初めての家に初めての同居人、気疲れしていることもあるだろうと、早く休ませてやりたい様だ。 )
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