匿名さん 2022-05-05 14:12:04 |
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そんな頃から知ってたのか。
…俺、全然、人の顔見ようとしてなくて、覚えようともしてなくて、なんだか悪かったな…。
俺がこんなんじゃなければ、もっと早く、友達だったかもしれないのに。
( ドライヤーの音に混じって流れてくる彼の言葉に、静かに耳を傾けては、嬉しそうに話していたお揃いになるであろうジャージの裾を、体育座りのように座ってはぎゅっと握った。
1年生の頃から自分のことを見てくれていた相手に、自分は気付く所か、ずっと人を遠ざけてここまで過ごしてきた。もし、最初から自分が周りへ目を向けていたのであれば、初めから知り合えていたかもしれないと思うと、何だか惜しいことをした気持ちになる。それはきっと、彼が素直に当時の気持ちを述べてくれたからだろうか。
気がつけばドライヤーの音は止み、礼を言うのを同時に髪の毛を耳へかければ、その瞬間、肩が触れ合い覗きこまれた相手の目と目が合って、表情こそ変わりないが、釣られるようにしてほんのりと頬を赤らめて目を逸らす。)
…俺、身だしなみもいつも適当だから。
髪、乾かしてもらうのいいね。トリートメントも、郁海と同じ匂いで、好きだ。
( 一間して、ゆっくりと相手へ視線を戻せば、体育座りした膝の上に頭をこてんと乗せて、そっと相手の髪に触れた。明るく染め上げられた髪だが、傷んでおらず、サラッとした指通りの綺麗な髪。小さく上記を述べれば、自然と柔らかく微笑んで。 )
( / ありがとうございます!
郁海くんが優しくてイケメンすぎてただただ感謝です!!
アミューズメントパークいいですね!!映画見たり、洋服選んでもらってショッピングしちゃったり、ウィンドウショッピングもやってみたり、、新鮮で楽しいと思います! )
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