スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【廃病院/巴マミ、バブルヘッドナース×多数、????→リッカー×3】
>>アーサー&ウェイバー、棗、ジャック・ド・モレ―
ウェイバーがほぼ捨て身で掛けた(時間低速魔術)、急激に動きの鈍くなる異形のナースの群れ、其処へ
英国紳士らしく一言断って(当然怪物連中は聞いてはいない様だが)、凶器を持っている手にリボルバーを正確に撃ち込みながら蹴り掛かり混戦状態へと持ち込むアーサー…行動その物が鈍っている看護婦の怪物(バブルヘッドナース)相手ならば割かし間違いでは無い動きと反撃と言えるだろう。
一体が蹴り飛ばされ、周囲の二体がゆっくりと鉄パイプとメスを彼(アーサー)に向けて振り上げて…
其処へ、今し方気絶した彼(ウェイバー)をどういう形でか見知っているらしき先ほど崩落した天井から落っこちてきた仏蘭西訛りな彼女(ジャック・ド・モレ―)からの助太刀の申し出
――協力を持ち掛けるのは賢明な判断、この奇妙な領域ではサーヴァントと言えども場合によっては簡単に■■しかねない(無論、丸腰で悪夢の中に放り込まれた一般人などに比べれば遙かに恵まれているだろうが)
其処に幾分か不便な状況にあるとは言え、知識のある魔術師に接触出来た辺りは運が良い。
――
―
一方不本意ながら彼女(棗)に肩を借りる形になったが其処は歴戦の魔法少女――どうにか流出する魔力を押さえ込み、やや吐息が荒くなるが…自力で立てるまでに回復する。
同時に変身そのものは解けて、クラシカルな中世の砲撃手をモチーフとした(黄色の魔法少女)の姿から元の何処かの女子学生の制服姿に戻っている。
巴マミ「はぁはぁ…大丈夫、ありがとうなつめ…さん?」
微かに感じた血気盛んな血沸く様な感慨――自分を受け止めてくれた彼女は廊下の方の誰かの助太刀に行くが一人でも大丈夫かとという問い掛けに対して
空いた手に、独特の意匠の白と黒を基調としたデザインのライフルド・マスケット(マジカルマスケット銃)を黄色の魔力粒子を煌めかせながら何処からとも無く取り出して…
ジャキッ
巴マミ「――この状態でも戦える。私も一緒に行くわ棗さん。」
と、息まきながら病室のドアに手を掛け率先して廊下へ出ようとした矢先―――
ガシャアアアアン!
複数個所でのガラスの割れる音、何かが(外)から病院内へ侵入して来たらしき様子。
ひたっひたっひたっひたっ
先ほど病室の窓越しにちらりと見えた大きなヤモリめいたシルエット…
それはヤモリなどでは無く、全身の皮膚が剥離し、発達した赤黒い筋肉繊維を剥き出しにし、四つん這い且つ手足に兇悪な爪を形成し、且つ―人のソレとは隔絶した様相の眼球を退化させた頭部から脳味噌を露出させ口元は歯を剥き出しにし、鋼鉄製の鞭めいた鋭利で長く伸縮する舌を中空に漂わせる元が人間だったとは思えない様な正真正銘の化け物(リッカー)
複数個所から侵入したらしく、廊下側には二体、三体目はまだ姿は見せてないが――戦闘音と死体の匂いにつられてこの場の面々のいる方向へ壁や天井に張りつきながら近付いて来る。
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