スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【廃病院/アーサー&ウェイバー】
>巴マミ、棗
(アーサーは耳を澄まし、感覚を集中した。来る人は、一人、二人、三人………もしくはそれ以上。それが徐々に迫っていることなど、気配でアーサーは分かった。ギリギリ、となる金属音が、不安定な靴の音をかき消してこれ以上の五感に頼っての索敵はできそうにない。と思うとウェイバーに)
アーサー『結界魔法、固有じゃないもので頼む。効果は、そうだな。相手の低速、目眩まし付与で頼む。』
(ウェイバーは、分かったと答えた内心、複合型魔術はめんどくさいんだけど……と思ったが、構築して展開する。その時、くらりと目眩がして、ふらつく。しばらくすると治ったが、アーサーが大丈夫か、と声をかけてくれたので、大丈夫と返事をした。ウェイバーは直感で、『魔術を多用してはダメ』だと気づいた。さっきの魔術公使まで、こんな反応はなかった、なら魔術が原因だと断定するべきだ。ということに気がついたのだった。)
ウェイバー『アーサー、もし、魔術とか似たようなものを使えるのなら気を付けろ、恐らく魔術の公使に何らかの制限がある。』
(アーサーは、目を凝らしつつウェイバーに気をつける、と返事をする。ラジオのノイズ音が酷くなるにつれ、あの人たちも来る。アーサーは、あれは敵だと断定し、リボルバーにてをかける)
(やがて、照明がチカチカし、人たちの姿が見えてきた。随分懐かしい(アーサー限定)ナース服だ、と思った矢先、手に握られている武器を見る。鉄パイプ、リボルバーの旧式……あと、得体が知れぬ注射器。あの注射器だけは不味いと思う。服に妙に扇情的な汚れが見えるので、生きていない、と断定したアーサーはリボルバーを凶器を持っている手を狙って打つ)
アーサー『ウェイバー、敵だ!交戦準備は大丈夫か?』
(まるで返事をする様に、宝石魔術『ガント』がバブルヘットナースに向かって飛んで来る。擬似的な物の為威力は少ないが、ウェイバーはぜぇぜぇと苦しい息をはく。アーサーは短期決戦が良いところだなと思い、杖を取り出して)
アーサー『エクスプローラ!』
(とたかたがに宣言した直後、バブルヘットナースの下から炎が巻き上がる。アーサーは、ウェイバーがいった副作用に見舞われた。頭に鈍く鈍痛が響くなか、隣の部屋から人気を、微かに感じ取ったような気がした)
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