スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【廃病院/巴マミ、バブルヘッドナース×多数、????×1】【遅れがちで申し訳ないです。大丈夫ですよ、絡み感謝です】≫棗本体様。
>>アーサー&ウェイバー、棗
徐々に迫ってくるおぼつかないヒールの多数のカツカツとした不安定な足音、それに加えて鉄パイプなどの鈍器めいたモノを引き摺っているらしき耳障りな金属音。
――片方の部屋の英国人な互いに面識の無い…しかし相応に荒事やその手の事に対して(慣れて)いる二人の青年(アーサー、ウェイバー)は片やリボルバーを手に、片や戸惑いながらも魔術的な後方援護に備える。
ザァー■■■■■
古びたラジオは相変わらず不明瞭なノイズを鳴らしていて、徐々に音量が大きくなっていく。
―リボルバーを構えた彼(アーサー)の視線の先、薄暗い、消え掛けの照明のチカチカとした光の点滅で視えてくるのは…一昔前の看護婦の制服(しかし妙に扇情的且つ血錆めいた汚れの目立つ)姿の看護婦の様だが明らかに(人間)では無い異様な雰囲気の怪物(バブルヘッドナース)達。
その手には鉄パイプや、得体の知れない薬品の入った注射器、錆びたメスや旧式のリボルバー(コルトSAA)などの凶器が握られている。
――
―
一方、向かい側の病室のドアを開けて廊下の様子を見ようとした学生服姿の少女(巴マミ)は同じくスッと病室内に入りやはり静かにドアを閉めた薄桃色の長い髪と変わった服装が印象的な女性(棗)と鉢合わせする様な形で遭遇する。
巴マミ「あの――ッ!?」
状況が状況だけに驚きながらも声を潜めて女性(棗)に話し掛ける少女(マミ)だったが、不意に背後に気配を感じる。
ひたっひたっひたっひたっ
病室の窓越しにヤモリか何かの様に張り付いて移動している奇妙な影…が横切って行く。
巴マミ「…一体何なの?―“魔獣”では無さそうだし――ああ、ええとごめんなさい。私はマミ、巴マミって言います。貴女は?」
立て続けに起きる奇妙な出来事に理解が追いつかないがどう考えても尋常では無い事に巻き込まれているのは確かだ、気持ちを落ち着かせる事も兼ねて取り合えず自己紹介する。
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