スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム、IDW】【返信が遅れがちで申し訳ないです】
>>日向正宗
ジム「ヒュウガ・マサムネって言うんだ、よろしく、トウケンダンシ?ツクモガミ?何だい?それ?」
IDW「何か美味しそうな名前だにゃ!」
ダグラス「トウケンダンシは良く分からないが……ツクモガミってのは永い歴史を経たモノに宿る、俺たちが知ってるモノで言うならカタナのスピリット(精霊)みたいな存在なんだろう。」
ジム「――やけに詳しいな。」
ダグラス「…俺の(雇い主)がそういう事に精通してるからな、所謂フォークロア(都市伝説)フリークだ。散々つき合わされればそれなりに覚えるもんだ。」
ジム「此処で妙なモノばかり見てるから、自分から態々厄介ごとを調べ回ってるヤツの気が知れないぜ。」
ダグラス「全くだ…っと気を悪くしないでくれヒュウガ。――少なくとも助けてくれたのは分かってるし、―お前の事を脅威とは考えてはいないからな。」
IDW「“お化け”は怖いけど、ヒュウガのお兄さんは私を助けてくれたからIDWはお兄さんの味方にゃ!」
ジム「でもこのキャットガール(IDW)だって人形(T-Doll)だって事だし――」
IDW「ちょっとちょっとジムのお兄さん、私だって別に自分から誰かを襲おうなんてこれっぽっちも考えてないにゃ、寧ろ守るのが仕事だにゃ?」
ダグラス「まぁ言い出したらキリが無い、――恐らくこの二人は大丈夫だ。」
ジム「…根拠は?やっぱり…」
ダグラス「ああ、勘だ。」
(刀剣男子)の少年と、人形(T-doll)の少女――成り行きとは言えこうやって偶然集った中でも不可思議な存在が普通に紛れ込んでいる事に対しても私立探偵は(害が無いのなら構わない)と言った態度を取っている。
あるいはそんな事など些細に思えてしまう位に此処での異形との遭遇・戦闘や怪異の目撃から感覚が本人も自覚していないレベルで麻痺しつつあるのかもしれない。
ジム「…あんたが其処まで言うなら、オレも信用してみるよ――まぁ人間が人間を喰う様な明らかにヤバい事よりはマシだろうしね。」
まるで先ほどの動く腐乱死体(サング)の事を指している様だが…この地下鉄職員の若造としてはそれともまた別の事が頭によぎっているらしい。
―― 一先ずあの奇妙な(もや)が飛び出して行ってからは特段何か起きる訳でも無く、BAR内は静かだった。
ダグラス「…多少落ち着けたが――これからどうする?」
ジム「どうするったって、どうにかこの訳の分からないB級ホラーみたいな状況から抜け出さねぇと…」
IDW「私は何が何だかよく分かって無いんだにゃ…あのどんどん重くなる(もや)に引っ付かれてから走り回ってたから」
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