スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【保安官事務所/ゴードン・ヒラツカ、エディー・ドンブラウスキー】【申し訳ありません、No.51は日向正宗様宛てになります。】
>>泛塵
彼(泛塵)が事務所内に入ってから、別段会話が起きる事無く数分が経過する、その間も黙々と一心不乱に書類を調べている民俗学者(ヒラツカ)とふたたび冷蔵庫を漁っている(エディ)の物音のみが響いていた。
たまたま彼(泛塵)が手に取った書類には何処かの鉄塔が立つ場所の写真が挟まれていたり、何故か日本語で「サイレンがなったら外に出てはならない」と幾度も幾度も執拗に書き殴られている。…書いた人間が正気だったかどうかは不明だがただならない事が起きたのは確かな様だった。
ヒラツカ「――使い方によって意味は大分異なりますがね、マレビトと言うのは見知らぬ忌むべき来訪者の事ですよ…この街は余りにもちぐはぐで、おかしい。在りもしないモノが在って、無ければならないモノが影も形も無い。」
(マレビト)の意味を独り言の様にそう青年(泛塵)へ説明しながら、民俗学者は幾つかの書類と地図を鞄に仕舞い込んだ。
ヒラツカ「―私は解き明かさなければならない。此処で、この街(アシュリー)で何が起きたのかを…」
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