スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【保安官事務所/ゴードン・ヒラツカ、エディー・ドンブラウスキー】
>>泛塵
エディ「―誰か来た?」
チャキ…(リボルバーの銃口を向ける音)
ヒラツカ「動くな」
漁った冷蔵庫から取り出したらしき食べられるかどうかも分からなさそうな怪しいオールドファッションのドーナツを手を汚しながら貪る太り気味の青年(エディ)のどうにも緊張感の無い言葉と同時にデスクを物色していた襤褸切れをフードの様に羽織った男は瞬時に懐から引き抜いた45口径リボルバーを覗きながら声を掛けて来た見慣れない装束の美丈夫な青年(泛塵)に向けて制止する。
ヒラツカ「……………………」
そうしてもう片手には不可思議な雰囲気を持つ奇妙な硬貨(セントメダリオン)を意味深げに見つめ、特に害意が無い事を確認する(少しだけ光沢が褪せた様である。)
チャッ(リボルバーを下げる)
ヒラツカ「…どうやら怪異やマレビトの類では無さそうですね。良いでしょう、入りなさい。」
青年(泛塵)が危険な存在でないと判断した襤褸切れフードの中年の民俗学者は、保安官事務所内に入ると良いと声を掛け、再びデスクの書類の山を物色し始める(内容的に施設の見取り図や地図の類が多い様だ。)
太った青年(エディ)は相変わらずドーナツを夢中で貪っている様だ。
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