スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム、サング(多数)、八尺様】
>> 日向正宗、ゼロ
トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン
ジム「こいつら(サング)は…少し違うけどオレの知ってる似た奴ら(ゾンビ)と同じなら頭が弱点だよ!」
ダグラス「ゾンビ映画の定石って訳だ、実際腹に散弾を撃ち込んだが腐肉が飛び散っただけだしな。弾の無駄だ頭を狙え!」
ジム「…こんなに腐り切っても動き回れるなんて、御偉い学者じゃ無いけど訳が分からないよ。」
上半身と下半身を斬り裂かれたり足を破壊されれば、そのまま這い回り、腕を斬り落としても腹に大きな風穴が空いてもまるで気にする事無く襲い掛かって肉を喰い千切らんとしてくる、生き物としての生命力の常識などとうに捨てたと言わんばかりに…それもそうだろう彼ら(サング)は既に死んでいるのだから…
故に焼き尽くすなり、粉々にするなり、首を刎ねるなり、頭部を撃ち抜く・破壊するなりしなければ完全に動きを止める事は無いだろう。
おまけになまじ死人である故に身体のリミッターが外れている為、緩慢だが腕力や握力、そして顎の力は人間離れしたモノを持っている為、下手に組み付かれたり掴み掛かられればあっと言う間に餌食になりかねない。
とは言え、一人(ジム)はこういう相手(サングorゾンビ)とはイヤと言うほど遭遇して逃げるなり戦うなりして来た上、探偵(ダグラス)の方も怖気に負けず冷静に戦っている。もう一人の洋装かつオリエンタルな装束の少年(日向正宗)の熟達した短刀捌きと身のこなし、そしてあとからやって来て合流した赤き外骨格と装甲を有しているSFな長い金髪が目を引くとても戦い慣れた完成した戦士と言える彼(ゼロ)もまた苦も無く打ち倒している為、そうそう危機に陥っている訳でも無い。
――新たに顕れた“ソレ”と対峙するまでは…
ぽぽぽぽぽっぽぽぽぽぽぽ…
単調な太鼓の音に紛れる奇妙な声――濁音の様な、男の低く不気味な笑い声の様な、そんな声…声の主白いワンピースを着て帽子を被った長い黒髪の不自然なほど長身の女―――清楚な見た目で実際佳人ではあるが、その気配は明らかに人のそれではない。極東の正体不明で強大な“怪異”そのもの
“ソレ”は腐乱死体の後方からゆっくりとBAR正面に向かって進んでくる。
何か得体の知れない本能的な忌避感をこの場の面々に植え付ける――
ジム「ヒィッ!…何だよあのデカいのは」
ダグラス「…………………」
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