スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【西部断崖/?????×2】
>215 ナイト
――奇妙に生命活動?を再開し動き出している肉塊を他所に、長居は無用と再び同行者の探索の為歩き出す彼(ナイト)
断崖絶壁から幹線道路沿いに進む途中――不意に霧の中から吹き飛んで来るのは、破壊された乗用車。
そして重量感のある着地音と共に彼(ナイト)の眼前に現れるのは一見すると人型であるが、体色がオレンジ色で左腕が欠損しており、肥大化した伸縮自在の兇悪な爪を生やした右腕を持つ、筋肉質な人体模型めいた異形。
その一体の向こう側からももう一つ足音が聞こえてくる為、どうやら二体居る様だ。
【西部廃墟郡/コータ、????→ひきこさん×1】
>215 2代目
ずる
ずる
ずる
ひきこ「■ウ■テ■ゲル■?」
濁音交じりで何を言っているか分からない声で何事かを口にしながら、赤黒い肉塊と化した誰かの死体を引き摺りながら少年を半ば抱えて走る形で逃れる彼女(2代目)を追う、黒い髪を振り乱した異様な風体の女の姿をした悪霊。
速度で言えば断然、逃げている側が上であるが…
霧の中、走る彼女(2代目)に抱えられた少年はうわ言の様に
コータ「アレ、ずっと追いかけて来た――逃げても隠れても」
と口にする。
―走り続ける事数分、住宅地の通りの一角に一台の救急車が事故でも起こした様に止まっているのが見えてくる。運転席と助手席は開け放たれており乗っていた筈の救急隊員の姿は見えない。
????「―コチラヘ――キナサイ、イソイデ」
不意に誰かが語り掛けて来る、声はあの悪霊(ひきこさん)とは異なる様だ―声の出所はどうやら救急車の後部座席からの様だが…
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