スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【保安官事務所→移動中/ゴードン・ヒラツカ(移動中)、ホーンテッド×5】
>>泛塵
保安官事務所から通りに出て相も変わらず立ち込める霧の中、発狂して飛び出して行った小太りの青年(エディ)の残した血痕を辿り小走りで移動しながら、同行者の彼(泛塵)からの問いに答える。
ヒラツカ「“コロンブスの卵”ですよ、多少の気休めにはなります。」
そういって自分の片耳から所謂ゴム製の(耳栓)を抜いて相手に見せる。
ヒラツカ「勿論これだけでは到底心許ないですからね、――正直効果を疑ってましたが…役立った様です。」
そうして更に懐から取り出して見せるのは奇妙な紋様の印されたメダル(セントメダリオン)、しかし何処かしら黒ずんでおりやや皹が入り始めている。
ヒラツカ「この硬貨は街を探索中に見つけたモノですが…ある種、魔除け兼“身代わり”の効果が在るようです、それがこの短時間でこれだけ劣化したと言う事は相当力のある呪詛の類だったんでしょうね、あの人形(渦人形)の笑い声は…幾つか手に入れてますので、一応貴方にも一枚渡して置きましょう。」
そう言って鞄からまだ真新しいメダル(セントメダリオン)を彼(泛塵)に差し出しつつ…
ヒラツカ「私が“この街”に来てもう二週間は経過してます――ある程度は慣れもありますよ。元々趣味でそういうオカルトにはそれなりに精通してますしね。」
と言った事情を話す。
そうしている内に不意に霧の前方、自分たちの進行方向から聞こえてくる喉を鳴らす様な奇妙な唸り声に反応し
ヒラツカ「…厄介な相手方が来たようです。」
と、再び懐からリボルバーを引き抜き構え
――霧向こうから駆けて来たのは身体中に拷問でも受けた様な痛々しい裂傷などの傷を負い有刺鉄線を巻いた生ける屍めいた狂人(ホーンテッド)が五体
内三体は、手にそれぞれ割れた瓶、マチェット、魚鉤を手にしており、残りの二体…一体は消防士の格好で厚手の消防服を着込み、手には血塗れた消防斧を持っている。
残りの一体は、手にソードオフ(短銃身化)された水平二連散弾銃を手にしたアウトロー風の格好をしている。
全員に共通してるのが最早外見も生きてる様には見えないのと、その双眸が霧の中でも不気味な光を放っている事だろう。
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