スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【墓地(墓地前通り)/サング×9、ジョセフ・シュライバー、ホーンテッド×3】
>191 アンドルー
相変わらず腐乱死体(サング)達は、墓守(アンドルー)に気付く素振りも見せずゆらゆらと周囲を彷徨っている。
そのまま特に問題なく通りの方へ移動する事が出来るだろう。
懐中電灯の光、通りの道沿いでうろつく腐乱死体から精々十メートルほどしか離れていないが、しゃがみ込み何かを確認している中年のスキンヘッドの男(ジョセフ)は――動く死人以外の気配を感じたのか、近付いて来る墓守(アンドルー)を見て一瞬顔に緊張した表情を浮かべて身構える。
ジョセフ「!…“ウォルター”?―――いや、違うか…」
だが霧の中から互いにはっきり姿を認識し合える距離に近付いて、危惧していた(相手)とは異なる事に少々安堵しつつ、声を立てない様に彼(アンドルー)へ手招きしつつ改めて周囲を伺う。
■■■■…
――と、通りの反対側から腐乱死体(サング)とは異なる異様な気配…身体中に拷問でも受けた様な痛々しい裂傷などの傷を負い有刺鉄線を巻いた別種の生ける屍めいた狂人(ホーンテッド)、喉を鳴らす様な奇妙な唸り声を立てながら歩いて来る。
これらの人外の存在の特徴としては凶器(武器)の類を使う事が出来るという点だ。実際此処に現れた
三体の内、二体は手に手斧、ナイフをそれぞれ持ち、残りの一体はリボルバー(S&W M10)を手にしている。
一応セントメダリオンの効果は発揮されている様だが、動く腐乱死体である(サング)に比べると動きも素早く単純に五感の類は人間並み(一部は人間以上)のホーンテッド達を相手にする分、物音や光の類には注意を払う必要がだろう。
事実、ジャーナリスト風の男(ジョセフ)は懐中電灯の明かりを消して、しゃがみながら墓地の敷地の隅の死角にゆっくりと動いて隠れようとしている(アンドルーへは腕を振って居場所を示しながら)
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