スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【保安官事務所/泛塵】
>>エディ、ヒラツカ
教授の青年の口から話される言葉、、それは、刀剣であるためにこの世に作られてから過ごした時間が長い彼であっても聞いたことがない、奇怪な内容
地図からも消えた街……その街で発生したという大量失踪事件……そして、『アシュリー』という字はついさっき…この建物の看板に書いてあった。なぜ自分が…いや、自分たちがこの街いるのか……
色々と脳内で整理し考えるが、答えが出るはずもない。青年が話した内容に口を出す訳でもなく、只々目 を伏せて聞いているだけ
「っ_____」
何か話そうと口を開いたが、それは建物に流れ込んできた気持ち悪くなるほどの奇妙な空気によって遮られた。『何かが、来る』___そう少年の中で警鐘がなった。赤と黒で飾られた脇差の束を強く握りしめる。
段々と入口に近くなってくる笑い声に顔を顰めながら、ドアを眺める……キィ、という音と共に小さくドアが開いた
そこに居たのは小さな人形…いや、外見から 普通 では無いことはすぐに理解ができた。きっと先程の空気もこの人形からだろう。脇差を抜いて人形に狙いを定めた時……冷蔵庫を漁っていたもう1人の小太りの青年が突如笑い始めた。
光が宿っていないその瞳を見て“狂気”に侵されている事を数秒経ってから理解した。外に飛び出していく青年を止めようと手を伸ばすが、その手は届くことのなく虚空を斬る。
聞いてはいけない、という言葉通りに耳を塞ぎながら考える。
外には怪物達が彷徨いている…だからといってこの建物にいても人形が邪魔をする。それに耳を塞いだままでは攻撃するのも不可能だろう…
「………一旦、出るぞ。外にいる“塵芥共”は僕が掃除する。まずは…彼奴(エディ)を追いかけよう」
塵芥…この世界にいる怪物の事。人形に銃を向ける教授の青年に向けて上記のことを提案した、、
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