スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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>>ジム、日向正宗
生存者と思わしき声を辿って走り続けていると、不意に手打ちの打楽器のような音が、ゼロの耳に聞こえてきた。
ゼロ「なんだこの音………ッ!!」
不気味な音に不審に思い呟くと、ゼロは目を僅かに見開かせながら足を止めた。謎の音に合わせて、動く腐乱死体が霧の中から出現したのを目撃したからだ。
ゼロ「……ちっ、また敵か……!!ライトの点滅…あそこに人がいるのか……」
ゾロゾロと湧き上がる腐乱死体(サング)の群れを見て、舌打ちをしつつ冷静に呟くゼロ。すると、腐乱死体(サング)が集まりつつある場所の付近に、ライトが点滅しているのが見えた。そこに人がいる。それがわかるがいなや、武器のひとつである、三角形の刀身のセイバーを構え、ライトが点滅している地点を目指して駆け出した。
当然、それを妨害しようと、腐乱死体(サング)の群れは襲いかかってくる。
ゼロ「……邪魔だッ!」
ゼロは冷静に、襲ってくる腐乱死体(サング)を切り払いながら、生存者たちがいるであろう地点を目指した。
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