──…ん、あ。…ごめん、ぼーっとしてた。えっと、30分…だっけか。いいじゃん、丁度、空腹ん時に食えそう。 ( 先刻兄を意識し始めるきっかけとなった掌が視界に映った事で我に返り、意識が明瞭になってからも己が相手を一心に見詰めていた理由分からず眉尻下げ困った様に笑いながら気を逸らす為他社のチラシを手に取り ) 今度、此処も頼んでみよーぜ。食べ比べすんの、良くない?