…え、まじ?…俺、兄ちゃんにピアス開けてほしい。 ( 微かに温かい耳輪とは対照的に冷たいピアスへと指先運び、親指と人差し指の腹で耳朶優しく挟む様に触れ。此れ迄機会が無かった事、そして器用とは言えない己の手先を信用していなかった事がピアス開けない原因であった為、己にとって好都合な提案には瞳輝かせて大きく頷き )