───…そーう、十五分経った。起きろー。 ( 先程と同じ席腰下ろし手近にあった空調のリモコンで室内温度を弄りせめてもの気遣いを。暫く宛も無くスマホを眺めていたものの、画面に表示された時刻が丁度十五分後であり起こそうと視線流せば、心地好さげに眠る相手を揺する事にやや躊躇しては声を掛ける事を選択し )