匿名さん 2022-04-24 11:11:17 |
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( 守衛へといつものように挨拶をする余裕すら消え失せ、ただ緊張から妙に固まる体と心を現実に引き戻すようにエレベーターの鈴の音のような甲高い音が密室で響く。二人の靴の音が何処か薄暗い廊下にこつこつとまばらに響けば、それを好奇心に満ちた下卑た視線がそれを照らして。「 失礼します 」返事の後に社会性をもって身についたその礼儀から出る言葉は、反射的に飛び出したものであり平静を装いながらも自身でも自覚できるほどには緊張が滲んでいた。小さな星が点在するような都会の夜景を背に此方を向く上司の瞳を、まるで蛇に飲まれまいと足掻く鼠のように頑張って見つめれば手を後ろで返事を。 「 与えられた命令通り歌舞伎町付近でパトロールをしていましたが、途中注射の悪魔による襲撃事件が発生したと報告が入りました。……アルドさんには一般人の退避を先ず優先させようと指示をしましたが、逸脱した行動を取ってしまい、私が能力を持ってして止めた際には注射の悪魔を制圧をしていました。この度の出来事は全て私の管理不十分が引き起こしたものです、大変申し訳ございませんでした! 」車の中で何度も何度も脳内で反復した言葉を、その目から感じる恐怖をなるべく隠しながら口を動かせばその場でただ深く謝罪の意を示すように深く頭を下げる。さながら気分は裁判官の処断を待つ罪人のようで、目をぎゅうと瞑りながら上司から処断の言葉が告げられるのを今か今かとただ待っていて )
( / ありがとうございます、前者の「 生い立ちやこれまでの人生上の経験から無自覚であるが人に頼る事ができない 」という人物認識で大丈夫です……!主様にとっても違和感など無いようで安心いたしました。そうですね、提示したいただいた後者の方向が自然で動かしやすいと感じます。ご確認いただきありがとうございました! もしまたこの後に人物像の更新などありましたら、お相手様にご確認させていただいた後にメモの方にも記載させていただきますね。 )
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