「…黙ってろ。」 じっと見つめる二乃に顔を近づけたまましばらく視線を逸らすことなく見つめていたが、その一言を言い放つと顔を離す。 「てめえのお礼の品は頂いた、もう用は済んだはずだ。…とっとと帰れ。」 二乃の両肩を掴み、出口方面に体を向けさせればそのまま軽く押して追い出そうとする。