…張? (扉の開く音がすると本の文面を追っていた金色の瞳(め)をそちらへと向け、部屋に入ってくる張をソファから見上げながら栞紐を掛けてパタンと本を閉じ「うん、まだ起きてた。…寝れないのか?」と、沈んだ様子の彼を心配して)