>志々雄 ひっひっ…!あぁ~…志々雄《様》じゃねぇぇかぁ…待ってたぜぇ、あの女はどぅしたぁ? (手の中のでびくまが、僅かな希望の光、と思って前を見たら、負けず劣らず怖そうな、志々雄で絶望した顔。妓夫太郎はそれに反して、ゲラゲラ卑下た嗤いで、女は何処だと尋ね)