匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
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復讐なんて一度たりとも考えたことなかった。俺が原因なのだから、明人は何も悪くない!もっと早くに俺が話していたら、明人は苦しむことなく……悲しませてごめん。
(腰に回された手に安心していたが、苛立ちや悲しみなど負の感情が櫻子にも伝染したのか泣きそうになり。明人を傷つけた櫻子は悲しむ資格等ないと強く思っており、何とか涙をぐっと堪え。性別について話さなかった自身が一番悪く、明人は何も悪くない。今までずっと苦しませていた原因は自分自身だと戒める様に強く言い聞かせ、大切な人が悲しむ表情など二度と見たくないのに、櫻子はいつも明人を悲しませている。腰に回されたその手で躯を引き剥がされ、それが拒絶反応なのは誰が見ても明らかで。首筋をなぞる動きに色気を強く感じられ其れはあの夜を強く連想させられる。甘くて苦い感情が胸を占めると、再び抱き締めたいと言う感情に駆られてしまい、明人を見遣る瞳は熱を帯びて表情から強く求めており。)
あの夜の出来事があってもなくても、明人が大切なのは変わらない……願わくばこれからもずっと傍にいたい。明人の傍らは心地好いが、何故か胸がぎゅっと締め付けられる。
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