匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
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( / ご確認ありがとうございます。
どこまでもお優しくて信頼を捨てきれない櫻子様の綺麗さに、背後はずっっっと ときめき通しです!明人としても櫻子様を憎みきれないというロルがしやすくて自由に振舞ってしまうあまり、此方こそ絡み辛いロルになっていないか心配しております、、
朝までの経緯もとてもわかりやすく、色々想像の掻き立てられる光景に其方へのお返事がかなり長大となってしまいました……お時間ある際にご確認下さい。
場面転換後の朝の展開としては、以前からもお互い起こしあって毎朝一緒に登校、といういちゃつき方はしていないかと思われたので、明人が早く起きた際のいつも通りの朝というイメージで描写致しました。なるべく自然に、話しかけるなり黙って席につくなりしやすい様意識しましたが、違う流れをご所望でしたら投稿し直しますのでお申し付けください。/蹴可 )
( 櫻子が眠れない夜を過ごしている間、明人もまた眠れずに寝具の中で寝返りを繰り返していた。深夜に櫻子が抜け出した時は寝た振りを決めこんでいたが、暫くして櫻子が自分のベッドに戻れば、急に腕の中が寒くなったような気がして、その気持ちを誤魔化すようにまた寝返りを。櫻子を抱いたのは彼女を辱めて穢したかったためで、それも嫌がる彼女を無理矢理という最悪の方法をとったにも関わらず、口を吸った際はその嬌声に少なからず欲を掻き立てられ、今は離しがたい変な愛着を覚えている己に自嘲の念を覚えていれば、いつの間にか背後にいた彼女の呟きにはどうにか舌打ちを抑えられた。傷いても穢されても凛々しくお綺麗なまま、そういうところが以前は好ましくて、今は大嫌いになった。苛立ちながら彼女が離れていくのを待っていれば、ベッドに戻るどころか明人の隣で寝息をたて始めた彼女に信じられない思いで本格的に眉間の皺を深め。櫻子の顔にかかった前髪をはらってその寝顔を見れば否定しきれない情が浮かんでしまうのもまた事実で、明日は休暇で鈍った心身を鍛え直すなどと言って日が暮れてクタクタになるまで教官に扱かれ続けるのが毎年恒例、こんな体勢で寝て身体を痛めては乗り切るのは厳しかろうと思えば、櫻子がぐっすりと寝ているのを確認してからふわりと横抱きにし、彼女のベッドに寝かせると布団を被せてから自らのベッドに戻り短い眠りについて。
夏季休暇明け初日の教室、 寝ていた櫻子を部屋に置いて先にいつもの席に荷物を置けば、日に焼けた同輩達に声をかけられる。優秀な生徒達が集まるといえど、元気のありあまった若者たちが集まれば、授業中以外の風景はどこも変わらないもので。日の降り注ぐ窓からは死に損ないの蝉の声がして、教室のあちこちでくだらないものも含め、夏の思い出を語るはしゃいだ声が上がる。長い足を邪魔そうに組んで隣席である柾の机に腰掛けると、始業までの時間の間、柾と共通の友人でもある同輩達と戯れていて。 )
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