匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
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( / 此方こそ背後様のお褒めの言葉に恐縮し通しです。まだまだ未熟な点も多いですが、ご期待に添えるよう頑張ります!
此方もこれからの展開を非常に楽しみにしておりました!暫くシリアス展開が続くかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
以下のロルは、最後通牒に応じない→バッドエンドの流れを想定して作成したのですが、もし櫻子様のpfの『恐れが現実となってしまうと誤魔化すことなくありのままに経緯を話す』と矛盾してしまうようであれば書き直す所存ですので、よろしくお願い致します。 )
どうだか、本当にそう思っているのか?
( 明るくなった室内に、今まで見ていた親友の姿が違って見えたら、という恐怖が頭をもたげて自分は頭もあげられずにいるというのに、柾の残酷な程いつも通りの優しい言葉にどす黒い感情が腹に溜まる。自分の存在が柾にとって涼しい顔をして騙せる程度なのだと思えば、その涼しい顔をぐちゃぐちゃにしてやりたいという衝動がぐるぐると腹の中をまさぐって、震える手を無理やり押さえつけると同時に、ベッドが揺れ柾の顔が見えた。何ら変わりのない大切な親友の顔に、安心したような絶望したような、何とも言えない息苦しさに瞳を揺らして。今朝まではあれ程呼び合えるのが嬉しかった名前も、今となっては嘘の象徴にしか思えずに、柾の笑みを白々しいもののように鼻で笑い。
それでも唯一残った最後の理性の欠片、またはみっともない未練で柾の手に自分の手を伸ばし、じっとその目を見つめ返す。入学当初のまだ自分のことをよく知らぬ柾が警戒するのは当然の事、信頼し合う親友となった今でも、秘密の大きさに言い出す機会を失っているだけだと自分に言い聞かせて、縋るような気持ちでした質問は、"柾"に対する友情の最後通牒で。 )
……お前、俺に隠していることなんて、ないよな。
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