匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
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『 ごきげんよう、椿さん。
御活躍は毎日耳にしておりますわ。お忙しい中ご足労いただきありがとうございます。頂いたプレゼントは大切にしますわね。』
(煌びやかな室内に満足しているのか嬉しそうに微笑みつつ愛子は櫻子にエスコートされながら会場の中心へ移動して。移動してきた直後久々の再会となり、愛子も女学校時代へ戻ったのかあの頃のような無邪気な笑顔ではしゃいでしまい、プレゼント受け取りながら『初めまして。私は一条 愛子と申します。椿さんに素敵な婚約者様がいらっしゃったとは隅に置けませんわね。お二人ともおめでとうございます。』恭しく明人へ挨拶してから公私共に順調な親友の椿へ顔向け、傍から見てもお似合いな二人の姿に自然と口許は綻び、愛子は自然と祝福の言葉を送っており。次に隣へ立つ櫻子の紹介へと移り『こちらは幼馴染の敷島 櫻子さん。最新作のこのドレスを彼女に着てもらいたくて招待しましたの。…櫻子さん。この方が先程お話をした女学校時代からの親友、椿さんですわ。』一通り紹介を終えると女学校時代の親友である彼女の紹介へと移り。櫻子は紹介されると一歩前へ出て二人に向き合い。自己紹介を始めようと口を開くも、聞き馴染みのある声と名前に内心戸惑って。主役である愛子の為に婚約者に関して等初耳な情報含め色々と気になりつつも今はぐっと堪え。今宵は"櫻子“なのだからと内心言い聞かせ、華やかさを意識しつつお淑やかな雰囲気を意識して。先程会場内にいる異性へ向けたように艶やかに微笑みかけることで、この場を何とか乗りきろうとする必死な姿を隠そうとして。)
初めまして、椿様。藤堂様。敷島 櫻子と申します。今宵は日常のことを忘れて、ごゆるりとおくつろぎください。
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