匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
通報 |
(現在の現状からこのロッカーの存在に気付かれては不味い。必死になって櫻子の暴走を止めようと奮闘する明人の姿を見て我に返ったのか途端に冷静さを取り戻し。指で弾かれた額を擦りながら小声で「明人のお陰で目が覚めた。汐兄さまみたいに叱ってくれて感謝する。」全力で叱ってくれる存在が家族以外にもいたという事実が嬉しいのか気付かれぬようにはにかんで微笑み。肩を掴まれ引き剥がされた事によりこれ以上明人へ迷惑かけまいと櫻子は大人しくなり時が過ぎるのを静かに待ち。明人の視線に横目で気づくと今度は櫻子が顔を逸らす番となり、頤へ手が伸び触れられると驚いて思わず顔を上げてしまい。まさか明人の顔が接近してくると思っていなかった櫻子はその行動の理由が解らず内心かなり焦ると、反射的に瞼強く閉じられ。)
トピック検索 |