匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
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そっか……そうだよな。明人、ありがとう。お前と出会えて良かった。
(明人に言われる迄ずっと身長についてうじうじ悩んでいた櫻子は、見方を変えてみることに。確かにこの身長だからこそかけがえのない相手──藤堂 明人と出会えたのだから感謝すると同時に初めて身長を好きになったようで。身長についてはもう悩んでいないのか表情は晴れやかになるも、途中で止められた続きの言葉が気になるようだが聞ける空気ではなく、諦めると心に仕舞って。表情や口振りから再び自分の迂闊な発言で明人を傷つけてしまったと反省し、謝罪しようと口を開くも脱衣所へ到着となりそれ以上話せなくなって。簀子へ下ろしてもらい足を着くと注意された矢先に早速、少しよろけてふらついてしまい、シャツを脱ごうとしている明人の正面から抱きつく形で落ち着き。眼の前には、はだけたシャツの隙間からチラッと見える逞しい“男”の上半身に、自分の上半身との違いを見せ付けられた櫻子は慌てて飛び退くと再び白い肌に紅が戻り首まで紅潮させ。恥じらうように顔を逸らしては体に纏っているシーツを強く握り締めて。)
……俺は明人が戻ってきたら入浴するから、先に入ってくれ。一緒に入ったらその……気まずいだろう?
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