三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「ね、案外僕たちが知らないだけで、意外と森の中の住人達はめちゃくちゃ技術発達させてたりしても...あったりなかったり?逃げるには第1逃げ道を確保しないと絶対に出来やしないからね...。暴れ柳があればさ、食人木があってもおかしくないんじゃない?生体とか、対処法もわからなければ、あっという間に頭からパックリとされたりね。確かにホグワーツ大きいからなぁ...、何かあってか、それか事故か、災害かで閉じ込められたりとか...流石にそんな物騒なのないだろと言いたいところだけど、実際ないとも言いきれないからねえ...。」
禁じられた森は基本探索に行く人はそこまでないし...ケンタウロスや知性のある他の生物...意外と人だったりも、人目につかないところでなんかすごい建物立ててないとも言いきれない。ホグワーツ城も建ってから何百年も経ってるし...秘密の部屋とか、ひとつや二つとかあってもおかしくないんじゃない?そして存在を知ってる誰かが、若しくは僕に恨みを持ってる誰かがイタズラで僕をそこに連れて行って閉じ込めたりしても案外ありそう。ホグワーツの壁を見た感じ、薄そうには見えないから、尚更何かあった時叫んだら誰か来てくれる~とかの望み薄いかもね。頑丈っちゃ頑丈でいいと思うけど、意外と何かあった時仇となる事が多そう。
「小さな事でも、誤解されて冤罪掛けられたらほんっと笑えないくらいの速さで大事とかして来るし、両親に電話されただけでもまだ甘かったりね...もしかしたら学校での居場所も無くなっちゃうよ!カバンとかに危険物か危ないおクスリ知らないうちに仕込まされて密告されたりとかも!」
入学式で狂人ムーブかました僕が言ったら特大ブーメランかもしれないけど、冤罪で酷い目に合ってた事実は事実なんだ。痛いほどその辛さがわかる。今ホグワーツに居ても、カバンとかに火をつけた爆竹か花火差し込まれたり、大怪我するような魔法掛けられたりとかされるのごめんだよ。もう二度とあんな地獄のような目にあいたくない!まぁ流石に...ホグワーツはそこまで酷くないかもしれないけど...先生とかもいるし。でも大人は信用ならない、理解ある大人なんざ何処にもいる訳じゃないしね。ホグワーツでも教師のひとりやふたりが法的にアウトな事しててもおかしくないんじゃないかな。点数上げたり贔屓してあげるからって生徒に未成年淫行とか平気でしてたりね....。うげぇ...想像しただけで反吐が出る。
「!!....うんっ!」
僕は駆け出すエリオットくんに手を引かれてついて行った。彼に手を取られたと同時に、
『っ!確かあちらから、っ二フラーの声が、聞こえたんですっ!』
僕も廊下の奥から数人分?の焦った足音と息切れぎみな喋り声が聞こえ
「...エリオットくんの聞き間違いじゃないと思う!やっぱり二フラー達を探してるんだよきっと!」
そう小声でエリオットくんに伝えて。...あれ?でもなんでシャンデリアじゃなくて、二フラーの鳴き声...?
『にふぃちゃんが俺に助けを呼んでるんですっ...!!あの、っ悲痛な叫び!絶対にふぃちゃんですよ!!ニフィィーーー!!!!ぱっぴが守ってあげるからねぇえぇぇ!!』
『おいバカ!こんな深夜に大声出すな!生徒の睡眠妨害すんじゃねえ!...あとなんか言っちゃ悪いけど、気持ち悪いよお前...。でも確かシャンデリアの音がしたし...有り得ない訳では無いか。』
声から聞いて、声変わりはしてる男性2人のようだ。....生徒と言う言葉を使ってるから、先生...かな?多分。だとしたら不味いかもしれない!バレたら罰則喰らうことになる!!
「た...多分先生かもしれない...」
僕がそう付け足したら、二フラーとパフスケインはぷるぷると震えだし、二フラーはエリオットくんに強くしがみついて、パフスケインは僕のセーターに身を隠そうとして。
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