匿名さん 2022-02-20 20:09:07 |
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「もちろんです!補講回避を目指すって約束しましたから。何回だって一緒に練習しますよ!」
(目を細めて、にっと笑うとそう伝える。少しずつ、トカゲの姿である先輩と話すのにも慣れてきたようで、いつものような喋り口になり。
彼が使い魔だということを知れば目を丸くして、何度か瞬きをする。今の様子を見ていれば想像はしていたものの、改めて本人の口からそう告げられると驚いてしまう。
不服そうな彼に、「まさかそんな!」と即座に否定をし)
「改めてすごいなあ…って思って...。初めて会った時の先輩、...ちょっと意地悪でしたけど、魔法を扱うのも上手くて、咄嗟の判断もできて、かっこいいなって思ったんです。それで人間にもなれるなんて、本当にすごくてビックリしちゃいました。」
(自分の素直な気持ちを正直に口にする。この学園で過ごしている中で、きっと彼なりに色々な苦労もあったのだろう。その苦労は私には分からないけれど、彼が努力をしていた事は、彼の振る舞いから理解出来る。自分なんて、ただ魔法を上手く使うだけで精一杯なのに。より一層彼に対する憧れの気持ちは強くなってしまう。
ただ、自分の質問で相手を不快にさせてしまったようだ。それについても、続けて「嫌な気持ちにさせてしまったらすみません。そんなつもりはなかったんです」と詫び)
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