もんすたー 2022-02-20 12:34:01 |
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( ざあ 、 と心地の良い風が一枚、また一枚と翼から羽根をばら撒くのをぼんやりとした横目で見届ける . 今日から知りもしない他人と一緒に二人屋根の下。神経質で不器用な自分にとってその事実に不満を抱かざるを得ないが .. まあ決まってしまった物は仕方ないと、この古惚けた日本屋敷にやって来た次第である。 すっかり馴染んだ少々目付きの鋭い仮面の隙間から紺の瞳をゆるり動かす . さあ相手はもう来ていやしないかと様子を見ていると丁度良い具合に相手の姿を視界に捉えた __ まて 、 まさか彼奴は .。 )
.. 今日は 、 今日から貴方様と共に寝食を共にします __ " 鴉天狗 " と申します 。 以後、 お見知り置きを 。
( 蜂蜜を流し込んだ様な淡い髪色に、血を混ぜた様な赤々しい瞳 。 間違いない 、 俺は彼のことを知っている 。 そう確信を得た後自分らしくもない言葉が口から勝手に飛び出した. 自分から踏み込んだ事に自分自身でさえ驚いたが 、 俺は如何やら彼に思い出して欲しいらしい .. いやしかし、黒翼以外特筆する点もない自分を覚えている物なのだろうか 。そんな不安が世間体では正しいとされる自己紹介として言葉に落とし込んでしまった .. 彼の前では仮面は必要無いと背後に結っていた紐を外して素顔を相手に晒し、様子を伺う様に見詰める .。 " 俺は貴方を知ってる、吸血鬼サン 。" と相変わらず変わらぬ表情を少しだけ柔らかく崩して付け加える様に告げて. )
( マイペースな吸血鬼さんとても素敵ですね .. !此方も不器用な鴉天狗ですが少しでも魅力的な子になれる様に頑張ります .. !
気に入っていただけた様で嬉しい限りです 、名前も今後何個か候補を考えていきますのでもし思いついたら報告致しますね 。
先手ありがとうございます 、此方も続いて屋敷に到着した様子を載せております .. 何か気になる点や修正場所あれば遠慮なく .。
なるほどとても可愛らしい事件ですね .. ! 二人はちょっと揶揄う位か挨拶する程度だったのに 、 噂が広がって幽霊が出る屋敷として知られてしまいそうではあります .. !
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