>11 大門「ふむ…こんにちは鹿羽先輩。今お帰りですか?」 2年の寮の方向からDホイールを押しつつ、すれ違う様に向かってきた八一さんに挨拶をする。Dホイールの車体は相変わらずの傷だらけで、別の場所で修理するつもりなのか工具箱がくくりつけられている。 大門「もし時間があるなら、僕のDホイール診てくれませんか?鹿羽先輩Dホイール手作りできる程器用ですし…今度何か奢るのでどうですか?」